なんとかリオレイアを倒せた。
女王と呼ばれるだけあって、かなり苦戦したけれど。
『はぁ、疲れた…』
「なかなかのfightだったな!」
「はい!」
へとへとな僕とは反対に、政宗と幸村はまだまだ元気いっぱい。
『とりあえず、今日は早く寝たいな…』
フラフラしながら我が家へ急いでいると―――
「帷!」
『元親さん』
元親さんが駆け寄って来た。
「よくやった!まさか、リオレイアの素材を加工出来るとは…!!」
『そんなに喜ばれるとは…』
めちゃくちゃ嬉しそうに言う元親さんに、疲れがふっ飛ぶ………とはいかないけど、僕も嬉しくなる。
「俺、嬉しさでどうにかなりそうなんですけど?!」
『ちょっ、えっ、元親さん?!』
よっぽど嬉しいみたいで、僕をぎゅうぎゅう抱き締める。
ちょっ……いたたたたっ!
僕と加工屋と嬉しさのあまりに…!!
ほ、骨が…!
honey――?!
破廉恥――!!
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