『……ん?』

今、気付いた。

彼等の胸には、1、2、3、と数字が書かれたプレートが付いている。

『これは?』

「ん?あぁ……似たようなのが3人もいたらわからないからね。1、2、3と呼んでいるのだよ」

『名前、呼んであげましょうよ…』

「どうにも面倒でね」

この人、覚える気ないな。

「お客様、お気になさらず」

「我らはこれで、」

「良いのです」

だから、何故わけて喋るんだ…。

『こんな健気なアルバイトを、数字で呼ぶなんて!』

「それより、買い物はいいのかね?」

『あっ!』



僕と雑貨屋とアルバイト×3

タル爆弾はどうかね?
もう、いいです…







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テーマ「人外ファンタジー」
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