僕と幸村、慶次は水没林に来ていた。

毒狗竜ドスフロギィの狩猟の依頼を受けて。

それにしても……

『元就を連れてこなくて良かったね……』

水没林というだけあって、見事な土砂降り。

狩りをする前に、僕らはすでにびしょ濡れだ。

お日様が大好きな元就を連れて来ていたら、確実に不機嫌になっていただろう。

『さて、頑張ろうね!幸村!慶次は採取よろしく!』

「お任せ下され!旦那様!」

「任せてよ、旦那さん」

ドスジャギィと同じ狗竜だ。
戦闘員は幸村だけで大丈夫だろう。

『ドスフロギィは毒を吐くからね、二人とも、気を付けるように!』

「旦那さんもね」

『うん、お互いに気を付けよう』

互いに気を付けるように言い合い、BCを出た。






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