「honey、cuteだ!」

「似合うでござるよ!」

「うんうん!可愛いよ、旦那さん」

「………フン…」

ウルクススの装備を着た僕を、皆は褒めてくれる。

『ありがとう!あ、そうだ!』

装備を作った時に出た端材で、オトモの装備も作ったのだった。

「まさか、俺達に着せる気か…?」

『もちろん!』

政宗、嫌なんだろうな…。
アオアシラの装備の時も恥ずかしがってたし……。

『さぁ、誰に―――』

しようか

そう言い終わる前に、政宗は僕の視界から消えた。

「政宗殿!」

「俺は着ねぇぞ!」

木の上から叫ぶ政宗。

『もぅ…』

「ウサミミなんて着れるか!」

せっかく作ったのに…

溜め息混じりで下を向くと、幸村と目が合った。






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