凍土から帰ってきたhoneyは不機嫌だった。

話を聞けば、ギィギに引っ付かれて嫌な思いをしたらしい。



そんなある日、加工屋が話しかけてきた。

「なぁ、帷」

『うん?』

「ペピポパンプキン知ってるか?」

『うん。畑で取れるよ』

ペピポパンプキン。
橙色のpopなカボチャ。
放っておくと巨大に成長する……とか元就が言ってたか?

「そいつで火属性の武器作ってやるよ。凍土のモンスターは火属性が苦手なヤツばかりだしな」

『わぁ、ありがとう!』



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



『かっわいい!』

出来上がったハンマー、パンプキングを手に取り、喜ぶhoney。

見た目はcuteだ。
honeyが喜ぶのもわかる。

……だが…

《ケケケッ》

なっ……鳴いた…?!

「あ〜…ちっと遊び心でな…」



俺とhoneyとpumpkin

余計なモン付けんじゃねぇ!!




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