「タル爆弾は役に立ったかね?」

『久秀さん』

加工屋の前で騒いでいたら、久秀さんがやってきた。

「……雑貨屋…!」

途端に不機嫌になる政宗達。
どうやら、2匹は久秀さんが苦手らしい。

『とても役に立ちました』

「それは良かった」

久秀さんは満足そうに微笑んだ。

「あぁ、そうだ…。カクサンデメキンという魚と調合すれば、威力が上がる。狩りも大事だが、たまには釣りにでも出かけてはどうかね?」

『………釣り……』

釣りか……。

「どうした?なにやら顔色が優れないようだが…?」

『いえ……何も……』



僕とオトモと帰還

釣りが苦手なんて言えない…!






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