結果を言えば、僕達は負けた。
あのモンスターには勝てなかった。

『ははっ……やっぱりダメかぁ…』

BCで手当てをしながら、溜め息を一つ。

『小太郎、これお願い』

「……(コクリ)」

控えていた配達屋、小太郎に荷物を渡す。

皆ボロボロだし、なるべく荷物は減らした方がいいだろう。

『これで全部かな……あれ?』

2匹の背中に何か付いている。

青緑色の光る何か。

『あのモンスターの、かな?』

「倒せなくても、素材getだ!上等だろ」

『そうだね…』

ちょっと悔しいけど、素材が取れたのは嬉しい。

『さて、村に帰ろうか』






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