なんとか熊を倒し、ロイヤルハニーの納品を済ませた。



村に戻ると―――

「帷ちゃん、大丈夫だった?」

濃さんが慌てて駆け寄ってきた。

「アオアシラが出たと聞いたものだから…」

『アオアシラ……あの青い熊ですか?なんとか倒せましたが……』

「あら、そうなの?あまり強くはないけど、怖がってる子もいるものだから………退治、頼んだわね」

『はい!頑張ります!!』



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐



ネコバァに挨拶をし、新しいオトモを迎えに農場へ行く。

「帷様、お帰りなさいませ」

『小十郎さん、ただいま。あ…あの子だね』

オトモを見付け、近寄る。
向こうも気付いたらしく、駆け寄ってきた。

「貴殿が旦那様でございまするか?!」

『よろしくね、幸村』

「こちらこそ、よろしくお頼み申す!!」

なんだか、凄く礼儀正しい子だな…。






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