なんだか物騒だから、適当に誤魔化して自宅へ行こうとしたら、お婆さんに呼び止められた。

彼女はネコバァ。
オトモアイルーを紹介しているらしい。

まだまだ初心者の僕だ。
やはり、相棒が欲しい。

『“勇敢”な子が欲しいな』

性格を訪ねられたが、まずは“勇敢”だ。
積極的にモンスターに向かっていってくれた方が助かると思うし。

僕が頼むと、ネコバァは探しておくよと言ってくれた。

初めてのオトモ、楽しみだ。



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しばらくして、ネコバァがいい子が見付かったと言うから雇う事にした。

農場へ向かうと―――

「Hey、あんたが雇い主か?」

青い毛並みのアイルーが駆け寄ってきた。

『よろしく、政宗』

「hum……」

なにやらジロジロ見られてる……。

「よろしくな、honey」

『ハニー?!』

初めてのオトモアイルーは、変わった子のようです。






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