昔話

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むかしむかし
悪魔と魔女が地上の覇権を巡り戦争を始めました。

争いの末、
悪魔の王様は封印され悪魔は衰退。
魔女は絶滅しました。

地上では人間が殆どの数を占めるようになり、
戦争から隠れ逃れた何の力もない人間が覇権を得たのでした。

衰退した悪魔たちは地底にもぐり、
悪魔の王様の封印が解ける日を、
指折りゆびおり数えているそう。

地上では絶滅した魔女たちの呪いが、
今も各地に残り色々なモノに不幸をもたらしている。

呪いなどなくても人間は、
自身が欲のために何があればより良く暮らせるかを考え、
奴隷なる制度を作りだし、
不幸と悲しみの種をまき続けています。



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