検証5
○ラレ
ジャズ復活譚 08.11.02
●パク
ジャズ復活譚 09.09.05
*****
○彼らの元に再び自分が呼び戻されたこの幸運を、今はただ感謝しよう。だから。
ジャズは強く目を閉じる。
だから決して、あなたに後悔などしてほしくない、オプティマス。
●オプティマス、あんたが死ななくて本当によかった。
俺は本当にラッキーだ。
こんなイカした仲間に出会えて。
マジで、感謝する。
*****
○ラレ
09/08/03・09/11/03の続きSS
●パク
09/12/05のSS・09/12/28の日記
*****
○撃たれた体勢のまま斜めにくずおれ、カナリアイエローのオートボットは
重い金属の身体を砂地にめり込ませていた。
「バンブルビー。おい、バンブルビー!」
エプスはぐったりと垂れたバンブルビーの頭を両腕で抱え込む。
●「おい!エミィ! しっかりしろ!」
ジャズが駆け寄るとエミィはぐったりと倒れこんだまま動かない。
エップスが呼吸を確認する。
ジャズはヒューマンモードになるとエミィの頬を叩いた。
○「……こ……し、た」
辛そうに身じろいでアイアンハイドの装甲に顔を押しつけ、バンブルビーが
なんとか続く言葉を絞り出した。「きっと……ぜん……、……こ……した」
その喉元に瞬く火花がますます酷くなっていくのが、エプスの位置からも
はっきりと見える。
●『スタース−…みんなを−…にんげ…殺した …みんな…−殺そ…とした』
喉から火花を散らしながらバンブルビーは言葉をつないだ。
○痛みを堪えるバンブルビーを抱え、アイアンハイドはその言葉を辿るように、
周囲の惨状を瞬きもせずにゆっくりと見渡している。
●アイアンハイドはバンブルビーを抱きあげた。
あたりを見回す。
○無惨に破壊された基地で起きた火災は、数刻前にようやく収まったところだった。
だが、焦げた臭気以上に、周囲には恐慌の名残がいまだ色濃く漂い続けている。
混乱の中、負傷者の搬送と全遺体の回収を終え、
●アイアンハイドが駆けつけたとき、この施設はもうただの燃えあがった
瓦礫の山でしかなかった。
炎に包まれた瓦礫の山 。
置かれた遺体。
負傷した人間。
○新たに得た友とともに立ち、再び踏み出さねばならない。
●新たな戦いはまたすぐそこにある。
急がねばならない 。
我々には手助けが必要だ。
○バンブルビーが引用した曲はAerosmithの"I don't want to miss a thing "
●Aerosmithの「I don't Want to Miss a thing 」はやばいっす。
- 6 -
[*前] | [次#]
ページ: