「いざや。」
「んーなぁに?しずちゃん」
「好きだ」
ぶっーーーーー!!
臨也は飲んでいたコーヒーをこれでもかとゆうくらい吹きだした。
「な、なにが?」
まさか自分のことが、ではないだろうと思い聞き返す。
「お前のことが。」
ごほっげほ!げほ!
まさかの返答にむせてしまう。
「なっなななななな」
思考回路が追い付かない。
言葉でのやりとりは得意なハズなのに。
「くっくくく」
「?しずちゃん?」
こらえるように急に笑い出した静雄。
(頭でも打ったんじゃあ…)
「今日、何日か知ってるか?」
「は?」
(今日?今日は確か……)
「……四月一日。」
「てめえでもあんな顔するんだな。」
くく、と喉で笑いながら静雄は言う。
からかわれた、と思うのと同時に臨也は反撃の手を考えていた。
「しずちゃん、」
「なんだ」
(もう好き、とか愛してるなんて手には乗らねぇからな)
「大嫌い。俺しずちゃんのこと死ぬほど大嫌い。もう永久に俺のそばに近寄んないでね。」
にやり、と口元を歪めて臨也は言う。
意味を理解した静雄の顔がかぁーっと赤くなる。
「くくく、やっぱしずちゃんはかわいいなぁ!」
「…っいぃーざぁーやーー!!」
(大好き、永遠に俺のそばから離れないでね。)
こうでもしなきゃ想いを伝えられない
もともとアンケお礼文だったんですがせっかくのエイプリルフールなのでこっちにもってきました^^
嘘=逆の意味、みたいな(^P^)
無理やり感が否めない…!
しずちゃんより一枚上手な臨也であれ