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「ねぇ、シズちゃん?」

「あんだよ」

「シズちゃんさぁ、男のロマンて知ってる?」

「なんだそれ」

「なんだそれはこっちのセリフだよシズちゃん」

「だからなんだよ」

「じゃあ、はっきり言わせてもらう」


すぅっ

「なんで湯上りなのにバーテン服なのさ!!」

「は?」

「だからなんでさ!バーテン服なの?ベストまできっちりきてタイまで締めて!」

「だからうちには幽からもらった、」

「それはもう聞き飽きた!てゆうかそのバーテン服のルーツを聞いてるんじゃないだよ、シズちゃん」

「じゃあなんだよ」

「わかった、もっとストレートに聞くことにするよ」

「最初からそうしろっつってんだろ」

「バーテン服以外の服、持ってないの?」

「…そういやねぇな。」

「じゃあ、いつもそれで寝てんの!?てゆうか着替えてるの」

「朝着替えるに決まってんだろ、」

「バーテン服からバーテン服に!?」

「まぁ、そうなるな」

「寝るときそんなでリラックスできるの!?」

「これが一番着なれてんだよ、大体てめぇだっていつも同じ服着てんじゃねぇか」

「ひどい!昨日のはユニ○ロだけど昨日はシズちゃんがくるからちょっといいとこのやつにしたのに、気づかないなんて!」

「黒の長袖にかわりないだろ」

「かわるよ!シズちゃんを抱き締めた時に直に体温を感じられるように薄めのにしたりとか!」

「インすれば全部一緒だろ」

「人が気にしてることを!ファッションだよあれは!てそうじゃなくて!」

「だからなんだよ」

「男のロマンは、湯上りの無防備なうなじとか、そうゆうものだと思うわけ」

「はあ、」

「俺の前だけでもいいからさ、ほっと安心できるようなくつろげる格好しようよ」


「……じゃあ、てめぇの服貸せよ。」

「え?俺のでいいの?」

「…匂いとか、安心すんだよ、」

「シズちゃん…!」(きゅーん!)


「お、俺さシズちゃんがそんなこと言ってくれるなんて夢にも思ってなかったからさ、シズちゃん用に買っちゃったんだ」

「そうだったのか、」

「ちょっと持ってくるね、」

「あぁ、わりぃ」






「ジャーーン!シズちゃん用ネグリジュだよぶっふう!!」

「死ね。少しでも感謝した俺が憎い。死ね。」

「言葉の最初と最後に死ねが当たり前のようにはいってる!」

「うるさい死ね。」





照れてるいざやうざい^^
アニメ10話の臨也の衝撃的なインが忘れられない^^



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