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ぴんぽーん



チャイムが部屋に響き渡る



「着いたみたいだね」



新羅がドアをあけるより早く扉をあけて入ってきたもの。

それは日常生活では見かけることがないであろうそれ、白いガスマスクに白い白衣。

まったく、その姿で外を歩くなんてどうかしている。



そんなことはおかまいないと言って感じで森厳はイスに腰掛けるやいなや話しかけてくる

「中身は臨也くんかね?」



「そうだよ」



「まったく君とゆうやつは!私がセルティ君と入れ替わるためにこっそり研究してた薬を!一体どこから調べ上げたのかね!」



「まぁまぁ、親父、そんな怒らなくても、てえぇぇ!?なに、その薬でセルティといれかわろうとしてたの!?」



「一度あの影をあやつってみたいとおもっていた」



「もしそれでほんとに入れ替わっちゃってたら僕はどうしたらいいんだ!もちろん俺はセルティの外見も内面も愛してるよ!でももし姿がセルティでも中身が親父、中身がセルティでも外見は父さん、ぁぁぁぁぁぁぁああセルティーーッッ」



半狂乱になった自分の息子を横目に森厳は話を続ける。



「で、君がその姿とゆうことは私の薬は大成功とゆうわけだ。」



「御託はいいからさ、さっさと解毒剤、よこしなよ」



「…まったく、やったのは君だろう?」



「まぁね。でももう、飽きちゃった、」



「仕方ないな。まぁこの解毒剤が効いてこそ本当の成功とゆうものだ。ほら、"キミ"を連れてきなさい。」



そういわれ臨也は隣で寝てる静雄を起こしに行く。







(うわぁ…俺が寝てる。)



理解はしたがいざ自分が目の前に居るとなると不思議な感じだ。



「ほら、シズちゃん、起きて、」



ゆさゆさと起こせば静雄は目が覚めたようで目の前に居る臨也、否、自分の顔を見た。

そして思い出したようではぁ、とため息をつく。



「新羅の親父はきたのか?」



「来たよ、解毒剤もあるみたい」



「これで、無事元に戻ればいいけどな、」





のっそりと起き上がり森厳が居る部屋へと向かう。



「やぁ、静雄君。」



ぺこりと頭をさげる静雄



「それにしても犬猿の仲の君たちがこんな形で交わるとわね。運命とは実におもしろい」





すべて臨也の仕業と知っていてこんなことをゆう。

ガスマスクの下の表情はうかがい知れないが、この男も喰えない男だ。





「では、この薬を口に含んで。飲み込んでは駄目だよ」



言われたとおりに薬を口に含む2人。



「はい、じゃあキスして。深いほうのやつを」



ぶーーーーーーっっ!!



「なっ!なんでキスなんかしなきゃなんねぇんだ!」



「さすがの俺も自分と深いほうのキスをする趣味はないんだけど?」





「ほら、ガスマスクをしていてよかった。」



噴き出された液体をハンカチでぬぐう





「その薬は口の中に入れることによってその人間の遺伝子情報を読み取り、さらにまぜあわせ、交換することによってかつての自分のいれものを認識し、うんたらかんたらららら」







「とゆうわけだ。」



「…意味はわからねぇが、そうすれば元に戻れるんだな?」



「100パーセントとは言わないがね。」



「…おい、ノミ虫、腹くくれ。」



「え?嘘、ほんとにやるの?」



「一生このままでもいいのかよ。」



「わかったよ、そのかわりシズちゃんからしてね」



「なっ!なんでそうなるん「いいの?戻れなくても?」



「…ちっ!やるぞ」





2人は液体を口に含んだ。

近づいてくる自分の顔。



(うわぁ、これはちょっと見るに堪えないなぁ。)



臨也は目の前の光景をシャットダウンした。



「「、んぁ…」」



どちらのかわからない銀色の糸が2人をつなぐ







臨也はシャットダウンしていた視界をオンにする。





そこにはいつもの静雄の姿があった。






えへえへ^^
まだ続きます^^
なにがしたかったかってゆうと自分にキス(しかも深いほうの)するorされる2人の心理描写を書きたかったとゆうか^^(書き切れてない
シズちゃんの自分にディープキスをするとゆう壮絶な心境を想像して悶えた^^





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