バッカス幼馴染が青の天馬で頑張る話


<7年後設定>
名前:チョウファ・カルヴァドス
青い天馬の魔導師。21歳。
やたらと厚着で、普段は全身が外気に晒されていない状態。ミストガンより着込む。
炸裂魔法の使い手で、身に付けているものは全て武器にする。そのためお気に入りの服や小物はない。全部すぐ使い捨て。
人に贈られても身に付けられないので扱いに困った結果、部屋に飾っている。
一応武器用の石ころやらも持ち歩くが、量が限られすぐ使い切る為いつも最終的にはストリップ。酷い時は下着姿になるまで脱ぎ続ける。
露出狂ではないが、自分の容姿に自信があるので平然と脱ぐタイプ。

実は極度の人見知りで、酒を飲まないとギルドから一歩も出られない程(性格を理解したマスターの配慮でギルドに住んでいる)。
飲むと初対面でもかなり大胆になれる。但しその大胆さが本来の性格なので、酔いが覚めても特に後悔とかはない。
というか強いので基本酒の失敗がない。人見知りがなくなるだけ。強すぎてすぐ酔いが醒めるのでバッカスよろしく酒を持ち歩く。

破門され放浪中のラクサスに助けられ、暫く行動を共にしていた(当時14歳)。立ち寄った街にあったギルド青い天馬に預けられ、そのまま育つ。ラクサスが天狼島に行っていたことは帰還後の新聞記事で知った。

バッカスとは昔馴染み。現在は酒飲み友達で、屡々酒場で出くわし飲み交わしている。
恐らく飲み比べても勝負が着かない。お互いになんとなくそれを察しており、またチョウファは味を楽しみながら飲むタイプなので飲み比べはやったことがない。
15歳のまだ新人魔導師として先輩について回っておりギルドにも馴染めていなかった頃に任務帰りに立ち寄った酒場でバッカスと再会し、そこで初めて酒を飲む。
その後間もなく一人で任務に出るようになるが、暫くは態と四つ首の番犬のアジト近くのものばかりを選びバッカスに会いに行っていたが、キレられて止める。それ以来酒浸り。
結果的にそれで社交性を(酔っている間だけだが)身に付けたので、互いにその時の事はもう気にしていない。
(チョウファは心を許している人間に久しぶりに会えたので依存気味だったのだが、当時のバッカスは女遊びに目覚めたばかりだったので気持ちも理解できなかったし鬱陶しがった。
今はバッカスも当時のチョウファの気持ちを理解しているし、チョウファもギルドに居場所を見つけているのでお互いに蒸し返さずにいる。)

対人戦、特に1対1が苦手な為魔獣退治に好んで行く。あとは災害後の交通路復旧とか。
ギルドの関係でソーサラーの取材が来ることがあるが、基本断る(実力に自信がない為)。
応じる場合も正装と称して着込んだ状態で行くので、顔はあまり知られていなかった。が、前年の大魔闘演武に参加させられ大観衆の前でストリップやらかした為現在ではそこそこ有名。

自分が綺麗な容姿をしていることを自覚しており、誇りに思っている。だからと言って媚びたり、自惚れたりはしない。
事実をありのまま受け止めた結果、自分って可愛い、という結論に至った。

非常にシンプルな思考回路。現実を素直に受け取り、真正直に客観的かつ論理的に判断し、その回答が確実に正しいものと考える。
感情の起伏がないわけではないが、淡々としており可愛げがない。それを自覚しているので、好意を向けられると相手の脳を疑い始める。照れ屋。自分の好意を示すのも苦手。例外はラクサス、バッカス。

ギルドには結構愛着を持っている。特にマスターボブには相当懐いている。ラクサス、バッカス並みに。
イヴとは年齢も入団時期も近く仲がよい。ギルドで唯一甘えられる相手。

黒髪に黄色の瞳。耳より少し下くらいの位置で二つのお団子にし、バッカス同様布でくるんでいる。
たれ目で一重、肌は白め。目尻の辺りに逆三角形の痣が3つずつある。胸は大きい。
中国風の服(旗袍と襖裙を組み合わせたような感じ)を好んで着る。
ただしその上にマントやらストールやらを重ねるので分からないしむしろ中東っぽい。口布も付ける。
どれも色は派手めで、色あわせを楽しんでいる。
イヤーカフ、イヤリング、ブレスレット、ネックレスなどアクセサリーをこれでもかと付けているので常にチャラチャラジャラジャラ音がする。ギルドの紋章は背中。

前回の大魔闘演武で一方的にスティングに気に入られた(ウォークライ的な意味で)。
今回の大魔闘演武には本人が嫌がったのと能力を考えてメンバーには入っていない。セカンドチームにも入っていないので、あったのだかなかったのだか把握してない、興味がない。
但しいつでもリザーブ枠で入れるように、開催中はクロッカスから離れるなと言われている。そのため依頼が出来ずかっつかっつ。奢ってくれるなら敵でも着いていく状態。






・炸裂魔法
全身から、視認できない大きさの炸裂カプセルを生み出す。カプセルは単体では存在できないので、何かを中に取り込むか何かに付着させなければいけない。
中に取り込んだ場合、そのものに応じてカプセルの大きさ、形が変わる。極小さくてかつ際限なく伸びる風船のようなもの。
炸裂するタイミングは任意。ただし術者がその存在を失念する、または意識的に統制下から外すと、刺激を受けて炸裂するタイプに変質する。
炸裂の衝撃の大きさはカプセルの数に依存する。一つだと静電気くらいの衝撃。

昔は無差別にカプセルを付着させてしまっていた為他人と接触できなかったが、現在はコントロールできる。

基本的に戦闘スタイルが投げつけるのみなので余りコントロールが利かない。多数の雑魚を一掃するのには向くが、1対1は圧倒的に不利。
また、対人の場合、予め能力を知られているとすぐに対策を立てられ易いためなるべく戦闘スタイルは秘密にしたい。
八極拳を嗜んでいるが、戦闘センスが可哀想なほどない為ここぞという時しか使わない。使う際には魔法と合わせて推進力・破壊力などを付加する事が多く、元来の一撃の重さも相俟って当たればまず再起不能。

『白煙撃』
普通の炸裂攻撃。カプセルを付着させたものを相手に投げつけ、炸裂させる。屋外で炸裂すると衝撃で砂煙が生じるため、命名。命中すれば人一人吹っ飛ぶ。

『大煙撃』
白煙撃の強化版。要するにカプセルを増やしたもの。命中すれば5人くらい吹っ飛ぶ。

『紅蓮煙撃』
火種を取り込んだカプセルで攻撃する。火種次第で変わるが大体火鉢ぐらい。

『紅蓮大煙撃』
紅蓮煙撃の強化版。小火〜家屋半焼程度。

『爆撃』
火薬と火種を取り込んで使う。主に魔物退治に使う。

『大爆撃』
爆発の強化版。大量の魔物用。スッキリするらしく、これをやったときが一番楽しそう。

『煙撃・乱れ玉』
様々な魔法やガス、炎などを取り込み圧縮させたカプセルを、腰に下げた壺からランダムに掴み取りし投げつける。
本人も何が出るか分からないが大体相乗効果で強力になりすぎる為、対人戦ではまず使わない。かつ、それなりに集めるのに手間暇掛けているので余程の事がない限りなるべく使いたくない。
手のひらくらいの大きさのものを錠剤程度まで圧縮しているため強度があり壺の中で炸裂することはないが、踏みつけたりするとアウト。
コレクションでもあり、特にレアなものや思い出深いものは別に保管している。中でも一番のお気に入りはラクサスからこっそり頂いた雷竜の咆哮。
大魔闘演武では客席最前列に陣取り、よくおこぼれを頂戴している。
イヴの魔法を紹興酒の空き瓶に貯めており、それとイヴの魔法を合わせて雪合戦するのが夢。


******
というのを考えていましたが、原作が手元にないので見送りました。
というか、(出ない)大魔闘演武とその直後くらいしか書きようがなかった残念感。いや、いいんですけどね……。
戦闘中にストリップ始める子がいたら大魔闘演武的に面白いんじゃないかと思って生まれたキャラです。かわいい。

上には書いていないんですが、セイバーのオルガとくっつく予定でした。誰得?私得です。




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