アクノロギア関係者が妖精の尻尾で頑張る話


名前:リヒト・シュトラーフ

妖精の尻尾の魔導師。16→23歳で、原作の1年前にギルド加入。
特別大きな依頼をこなす事もなく、また問題行動もまず起こさないので目立たないが、安定して高い依頼成功率を持つ隠れた実力者。

気が弱く、事なかれ主義で驚くほど自信がない。
ギルドの雰囲気と自分の性格が合っておらず浮いていることには気付いているが、どうせ自分のことなんて誰も興味ないから大丈夫問題ない、と思っている。
実際、可哀想なほど影が薄い。だがギルドは大好き。
周りの人が楽しそうなのを見て幸せを感じるタイプ。宴の時はいつも端っこで喧騒を眺めてにこにこしている。
いなくても問題はないが、なんとなく物足りない気がする、くらいのポジション。向上心がまるでない。というか目立ちたくない。
自己評価が低いので他人の長所を見つけるのが上手い。人助けは率先してやる。こんな私でもお役に立てることがあれば何なりと…!とか素で言っちゃう。
押しに弱い。真面目で几帳面で、責任感は強い方。世間知らずではないが、時々とんでもないボケをかましてくる。
社交性がない訳ではなく、人並み程度。気の弱さからおどおどしがちだが、求められればしっかりした意見も述べられる。

深紫のショートヘアと露出が少なくゆったりとした学ラン風デザインの服のせいで性別不詳気味。というか男と思ってる人が多い。
声も低めで少年っぽい。胸はレビィくらい。瞳の色は赤茶。カラーリング的にはアニメ版ルナ。ギルドマークは左腕の生え際に黄色く小さいもの。身長はレビィより少し大きい。
笑うとかわいいんじゃないかな。

7年後は10年クエストクリアで自信が付き、少し明るくなった。7年間ほぼ山籠もりしていた為天狼組と同じくらい世情に疎い。また、髪がめっちゃ伸びた。帰還後切ろうとしたが女性陣に止められた為低い位置で一つに括っている。胸はシェリアくらい。
体のラインが出る服も着るようになり、ゆるぴたなシルエット。でも相変わらずパンツスタイル。
エクシードのステラと、大体二人で行動する。ミストガン的立ち位置を築きつつある。

幻視(ヴィジョンズ)の能力者で、シャルルとは違い見たい時に見たいものを見れる。
反対に、見たいものしか見れない為危機察知は難しい。
また、幻視はあくまでもある1パターンの可能性であって、行動次第で変えることができる。
が、幻視で成功できると分かっている依頼しか受けない為成功率100%。
本来は幻視を多用すれば大抵の依頼は達成できるが、あまりやらない。疲れるから。
幻視した内容を他人に話すことはできない。が、アクノロギア襲来までそれに気づいていなかった(ステラは考えを読みかつリヒトを信頼して勝手に行動してくれるし、ステラと会う前は話す程のものを見たことがなかったし幻視を隠していた為)。
依頼遂行時には主に古書魔法を用いる。より多くの魔導書を持ち歩く為換装を使うなどオールマイティーな魔導師で、相手次第で扱う魔法を変える。勿論特化した魔導師には劣るが、そもそもの魔力が非常に高いのでそこそこいい線まではいける。

その外に一族で受け継ぐ、対アクノロギア専用の強力な魔法、シュナイデン・シュヴァルツも扱える。
連鎖発動により効果があるとされる特殊魔法で、強大な魔力を必要とし、始めると発動まで止められない。
連鎖を続けると次第に必要な魔力も増大する為、半端な魔導師では途中で命を落とす可能性もある。だが連鎖を続ける程威力が高まる。
魔導師それぞれの魔力にも依るが、50人連鎖すれば確実にアクノロギアを倒せるらしいのだが、50連鎖に耐えるには聖十大魔道クラスが全魔力を注ぎ込むくらいの魔力が必要な為実質不可能。

アクノロギアとなった滅竜魔導士を輩出した一族の末裔。
正確に言えばアクノロギアの弟に中る人物の末裔。一族の名前は罪の意味。

7年後はアクノロギアとの接触と修行じみた任務により魔力の増大と共に新しく再構築(クローニング)という魔法を習得。
敵の一部を吸収することで能力の一部をコピーし、接収のように扱える。
姿も変わるなど接収とよく似ているがあくまでも乗っ取る訳ではなくコピーするだけの為多少コントロールが上手く行かない部分があり、また能力も元のものより劣る。
一度コピーすればいつでも再現可能で切り替えも素早い。
接収とは異なり相手への攻撃力・影響はなく、素体がそのまま残存する為他の魔法で相手を倒す必要がある(劣化能力では普通倒せない)。
だが敵の攻撃をそのまま吸収し後々の自分の糧にできるので無傷っぷりに拍車がかかる。再構築には相性も重要で、竜とは相性が良くエクリプスでやってきた竜の能力の殆どをコピーした。

エドラスでエクシードと出会う。S級試験にはエクシードと参加。
アクノロギア襲来の際に誰よりも早く特攻を掛け敢えなく失敗、海に落ち結果的に唯一助かった。
ギルドに帰って罪悪感と自らの無力を恥じ、ギルドに残っていた依頼を片っ端から片付け(他のメンバーはやる気力がなかった。その後依頼が激減した為暫くはこの時の稼ぎをギルドに入れてくれていたのでそれを食いつぶす日々。)、間もなく10年クエストに出発。10年掛かる依頼と勘違いしたまま6年で達成、意気揚々と帰って来たら天狼組も帰って来ていた。
大魔闘演武には参加せず、その間に様々な依頼をこなすことでギルドの地位向上に努める。優勝が決まって直ぐに祝う為にクロッカスに向かうが、着いてみたらエクリプス発動直前。そのままなし崩しに戦闘へ。






エクシード:ステラ
元エクスタリア女王秘書。シャゴットの親戚筋に中る、側近中の側近。薄黄色のエクシードで瞳はダークブラウン。
相手の思考がそのまま聞こえる聴心テレパスの能力者。相手に集中して耳を澄ますことが必要で、人数もある程度限られる。シャゴット、リヒトなど波長の合う相手ならば常に聞こえている状態。
しっかり者で頼りがいのある姉御肌。面倒見がよく、お節介焼き。
シャゴットに対してのみツンデレ気味。婚期逃した年増なのを気にしている。結構根に持ってチクチク刺すけど本心ではもう気にしていないことが多い。




******
と、言うのを考えていましたが原作を持っていないので見送りました。
妖精の尻尾に、目立たなくて、でかい任務はやらないけどとにかく任務成功率の高い子がいたら面白いな、ということで生まれました。

書いていないですが、落ちはビックスローです。
エバの「こいつなんてどーよ」って軽口がきっかけ。
でもくっつくのは色々リヒトの身の周りが落ち着いてからかなって考えると、原作の恐らく最終決戦みたいなところまで落ち着かなそうで、その時どうなってるかわからないので……どうなんでしょうね。




prev | next

[ back ]


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -