トリップ一味が名を上げる(トリップ)


・ミラージュ(海賊)団
賞金稼ぎ。後に海賊に。
海賊旗は世界政府のマークを45度倒した上ににドクロマーク2つが上下に描かれ、真ん中の丸が赤く塗られたもの。
船は元軍艦を使用。
幹部の殆どと全船員の約半数が元海兵。規模は割りと大きめ。もう半分は元ゴロツキ。
麦わら傘下に(無理矢理)入るが、海賊とは名ばかりの慈善団体。
麦わら一味他海賊たちの起こす騒動から民間人を保護するのが主な仕事。
しかし、元海兵の多さから海軍からは危険視されている。
船員たちは自由な雰囲気で歌と宴を好むが、一方で鍛錬や指揮系統については厳しく、海軍的な気質も持つ。
生活費は主に賞金首を狩ることで稼ぐ。
当初は賞金稼ぎの一味と思われていたが、麦わらの一味のエニエス・ロビー襲撃に加担して以来、海賊団として認識されるようになる。

元はと言えば、後の船長ら幹部がこの世界にトリップする前に「もしトリップできたらこのメンバーで海賊団をやろう。」と話していたのが一味の原形。主に船長と副船長が周りの人を巻き込みまくった結果、そこそこ規模の大きな一味となった。





・亜留史絵(ありゅうふみえ)
"蜃気楼のアルシェ"
コンセプト:はぐれ者の"居場所"を作る人

船長。カセカセの実の能力者。
全ての元凶。普通の女子高生だったが、トリップして一味を結成。言い出しっぺ。かつ、ゴロツキを引き込んだ人。
若さ故の落ち着きのなさを除けば、船長たる器の大きさと風格を持つ豪快な人物。脳天気とも言える大らかさで、夢中になると周りが見えなくなる子供っぽい部分もある。
決して一人では生きていけないことを自覚しており、仲間を頼りにし、大切に想い、愛を持って接する。
野心は高くなく、憧れの赤髪海賊団のような暖かい仲間と楽しく過ごすことが一番の目標。
深く考えるのが苦手で、後先考えない行動が周囲の怒りを招くこともしばしば。一見なにも考えていないようにも見えるが、組織の統制に関しては才があり、哲学や思想についても造詣が深い。
理数系はてんでダメ。嘘や芝居は得意。
トリップ先の女ヶ島で鍛え覇気を身に着けており、特に見聞色の覇気が強い。

カセカセの実:温度操作能力
身の周りの温度を操作でき、直接攻撃の他に蜃気楼を用いた撹乱ができる。海賊団の名・二つ名はここから。



・深竹燕(みたけつばめ)
"変わり身のつばめ"
コンセプト:船長の騎士で一味を支えるお母さん

副船長兼料理長。海軍仕込みの多種武器を臨機応変に組合せ戦う。
元凶その2。元海兵の殆どはこの人についてきた。
アルシェの中学以来の親友。
強い正義感を持ち、間違いは相手が誰であれ躊躇いなく指摘する。故に組織では敵を作りやすい。
アルシェを船長として立て従いながらも厳しく見守り、より正しい道へと進める。
戦闘など有事の際の司令塔。その他、日常の雑用から船の手配まで様々な仕事を全て"アルシェの為"と言って熟すアルシェ廃。一番働いている。いつか過労で倒れそう。
基本的にはクールなしっかり者だが、元来のんびりした気性なので時々抜けることもある。
優れた発想力を持つが手先が不器用。
真面目系インテリをしばしば意図せず陥落させているが、一方で不良系の人間からは毛嫌いされることも多い。陥落した人はつばめに近付けは近付くほど依存度が高くなる傾向にある。
トリップ後、合流まで海軍に所属。部下たちを引き連れてアルシェの元に下った。というか部下が自主的についてきた。
二つ名は海軍から海賊へ身を落としたことと、戦闘スタイルから。


・斎藤龍海(さいとうたつみ)
"狂犬"
コンセプト:副船長専用セコム(狂)、問題児

外交交渉担当。アルシェらとは中学以来の友人。つばめにぞっこんすぎて危ない。
武器はハルバード。
元々はただの友人だったが、トリップ時に同じ地点に落ちた事からしばしば二人で行動するようになり、依存と執着と独占欲がメーターを振り切った。つばめのことになるとしばしば理性が飛ぶ、危険人物。
つばめ同様元海軍。その頃からつばめへの傾倒は知られた話であったが、普段は穏やかな人物なので人望は篤い。
身体能力的には常人の域を出ないが、戦闘センスは良い。
社交的で、行く先々での現地の人との交流が楽しみ。
手先が器用で、旗や武器、日用品などあらゆるつばめの発想を具現化する担当。龍海自身にはセンスはなく、二人で船の運営を支えているとも言える。



・寺脇虎介(てらわきとらすけ)
"逆臣テトラ"
コンセプト:ミラージュの良心(常識人)

航海士。戦略家でもある。アルシェらとは中学以来の友人。こいつもつばめに陥落してるクチ。
つばめや龍海と同じく海軍にいたが、二人よりもかなり出世していた為、逆臣と呼ばれる。航海術に優れ、冷静な性格。器がでかく、「平等な正義」を掲げて亜人種への差別廃絶を主張。
常に理性的な判断が出来る為、戦闘では主に斬り込み隊長を任される。
つばめの手の回らない雑事全般を行っており、多忙。
だがその有能ぶりと気さくな人柄から団員からは高い支持を受けている。
実はトリップ以前からつばめに片想いをしており、つばめの為に入団を決めていた。
が、実際に海軍の幹部として見た世界政府の実態に疑問を抱き、最終的には自らの意思で軍を出た。
外部の人間からも評価が高く、何故これほどの男があんな海賊団の一幹部に?と思われている。



・ウォルター・ジェイル
"不破の壁"
コンセプト:ガキ共を優しく支えるオッサン

音楽家。実は一番強いかもしれないオッサン。
得意楽器はバンジョー。
幹部内で唯一、この世界生まれ。
海軍の支部で看守長を務めていたが、獄中の海賊と親しくなり、教わった海賊の唄を歌っていたところ、内通者と見做され解雇された。それ故、海軍には愛憎入り交じった複雑な感情を抱えている。
解雇以来酒に溺れ荒んだ生活を送っていたところを、つばめにスカウトされた。
拾ってくれたつばめには恩を感じているようで、何かと頑張り過ぎるつばめを心配し、しばしばフォローしている。年長者故か、その他の団員からも父や兄のように慕われている。
言葉は粗暴だが根は真面目で、また、立場を気にしないフレンドリーさを持つ。
技も力もあるはずなのだが、元来身体が弱く体力がないのに加え、年齢と自堕落生活によって体力がど底辺。ウルトラマン並みの短期決戦型。看守の経験上、狭い空間での戦闘は得意。その為、守備側に回されるか、温存されることが多い。
こいつも大概人たらしなので、元看守時代に仲良くなった獄囚たちが後々脱獄して「アンタがいなくなったんじゃあ、あそこに繋がれてやる義理はねぇ。アンタが海賊になったってんなら尚更だ。俺らも仲間に入れてくれや。」とか言って来そうである。







四人で遊んだ時に、アルシェが「もしワンピースの世界に行けたら、何がしたい?」と聞いたのが始まり。
つばめは「一般人」龍海とテトラは「海軍」と答えたが、アルシェが「この四人で海賊団を作りたい。」と言い出し、「じゃあ、私がアルシェを守ってあげる。」と応じて、テトラもそれに賛同、龍海も参加することに。
直後、突如現れたバーソロミュー・くまによって四人は飛ばされ、アルシェは女ヶ島、つばめと龍海はローグタウン、テトラはマリンフォードにそれぞれ流れ着く。
暗黙の了解でルフィたちの出航に合わせてローグタウンで待ち合わせることを目標に、それぞれが修行を積み、ルフィの手配書を合図に合流。

道中街のチンピラを仲間にしたアルシェが派出所を訪れ、つばめを拉致。アルシェに攻撃する海兵をつばめが倒したことで離反となり、二人で計画を練る。
つばめが指揮を執り、悪魔の実を本部に護送する為に整えていた軍艦一隻を、麦わらたちのどさくさに紛れ盗むことに。つばめをみすみす逃した海兵数名を殺してしまっていた龍海を連れ出し、テトラと合流。
軍艦を奪取したところ、軍艦内の海兵が皆つばめ(と龍海)についてくる。
つばめと龍海に手配書が出るが、つばめの分はすぐに取り消される(全て龍海に罪が被せられる)。
その後は賞金首狩りをしつつ、基本的に麦わら一味の後を追う形。
エニエス・ロビーでつばめと龍海が罪を被り連れ去られる。それを奪還し、ついに海賊団として名乗りを上げる。




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っていうのを書こうと思っていたんですが原作が手元にないのと、いつも以上に私だけが楽しい事案だったので断念。

トリップ組は、私と友人たちがモデルになっています。




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