先生と恋をする!1



*普通の生徒ですみません。


私は、生徒会役員にしては異様に影の薄い生徒である。
成績は中の上から上の中をうろちょろしている感じで、特筆すべき特徴はない。

しかしながら、どうやら私は雑用顔らしく、よく会長やら教員やらに細々とした雑用を仰せつかって、学校中駆け回ってる。そのせいか、意外と後輩とかの生徒のほうには顔を知られてるという、ちょっと面白い事態にはなっているけれど、ただそれだけで。


話を戻して、ともかく私は雑用な訳です。

だから、急遽赴任してきた先生のお相手とか、意外と慣れたもんなのだ。


「立海へようこそ、仁王先生。これからよろしくおねがいします」

「おう、よろしくのぅ」



再三言うようだが、私はいたって平凡な生徒で、ただ生徒会の雑用だからこの先生と関わっているだけなのだ。

だから、そこのクラスのマドンナちゃん、そんな目でこっちを睨まないでください。



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