部活仲間が(ry 2






「で、三強か」

「ふふ・・・おはよう、憐」

「いつも通り早いな、憐」

「うむ、たるんどらん!」


「たるんどらん!」って、おい真田。かわいい顔して、なに素っ頓狂なこと言ってるんだ。いや、かわいいからこそ許される天然さか。


遅れて、且つ揃って登場した三強も、予想通りの美人であった。

元々幸村と柳は女顔だし、今まで見た中で一番違和感がなかった。ただちょっと身体が女性的になった?というくらいだ。

それに対して、真田のこの違和感。なんだこのやるせない怒り。

どうせなら神様、この人最初から女の子にすればよかったんだ。そうすれば、赤也にさんざんオッサンとか言われてからかわれることもなかったんだ。

そう、天に向かって叫びたくなるくらいには綺麗だった。なんといえばいいのだろう、近いものとしては「剣道少女」だ。凛とした美しさがある感じ。・・本当、真田生まれたときから女の子だったらよかったのに。



「うん、おはよう。やっぱり皆美人だな」


最初の三人で耐性がついたのか、彼女らには素直な感想を伝えることができましたとさ、まる。





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