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立海美女と野獣
美女と野獣パロ。元は某ネズミ映画なので、悪しからず。
美女→仁王(美男)
野獣→夢主(猫耳猫手猫尻尾)
おじいさん→柳生(美男の親友)
ライバル→なし
基本的にこれだけの登場人物で完結してしまうようなお話。
変人詐欺師な美男子仁王くんと、眼鏡美青年やーぎゅくんの友情?が元で、夢主の城にやってきてしまう仁王。
ケモナーにはたまらん感じの夢主だけど、本人はすごく嫌がっている。人前には絶対出ようとしない。
城のものはやっぱり食器や家具や調度品。夢主の負い目。
そもそも夢主が呪いをかけられた理由は、民が苦しんでいるのを見ていられず、その原因である暴君領主の父親を殺したから。魔女から「父親を殺すとは悪魔の所業!」と呪いをかけられてしまったので、相当腹立ってる。ふざけんなよ、だったら民が苦しんでてもいいっていうのかよ。正義感の強いお姫様なのです、まる。
別にケモナー属性はないけど、性格はざっくりとしていて付き合いやすく、普通に美人な夢主にだんだんと心惹かれていく仁王。
なにかと耳触っていくのはいやだけど、久しぶりの異性の存在にドキドキする夢主。
好きとか言わなくても、そばにいると幸せだしキュンキュンするし、それでいいかと思っている二人に、仁王君を心配するやーぎゅが再び尋ねてくる。
「貴方には貴方の生活があるでしょう!」と強く主張する柳生に、仁王ではなく夢主がはっとする。
自分はこの城で一生を過ごすしかないような姿だけど、彼は違うんだから。もっと幸せな道があるはずだから。
そう思って、仁王を城から追い出す夢主。怒る仁王。でも、馬車は命令どおりに村へと仁王を返してしまう。
その頃、夢主のことを珍獣として生け捕りもしくは剥製にしようと思う他領主が出てくる。城の周囲には密猟者が蔓延るようになる。
「俺やっぱもう一回あいつんとこ行くぜよ」と決心(アンドやーぎゅの説得)をして仁王くんは夢主の城へと向かう。
その途中、荒らされた森に違和感を感じながらも城へとたどり着く。仁王が帰ってきたことに歓喜する城の住人たちは、夢主が、少し前に森へと出たまま帰らないと伝える。嫌な予感。
夢主を探して森の中を彷徨っていると、城から少しはなれたところで、足を撃たれて動けない夢主を発見。密猟者に撃たれたんだという夢主。
「・・ペテン師の怖さ、見せてやるき」
ペテン師本領発揮。見事密猟者を騙し、平穏が戻る夢主の城。
しかしその平和を良いことに、もうすぐ薔薇の花も枯れ落ちてしまいそうだというのに、告白しない二人にやきもきした城の住人が、舞踏会を計画する。
正装で踊って、宴も酣!というときに、「そういえば、何で君は戻ってきてくれたの?」と超今更な質問をする夢主。気付いてなかったのか、と思いつつ、そういえば告白らしい告白をしたことないなと考えた仁王は、何の前ふりもなく「好きじゃ」。
夢主が真っ赤に染まったほっぺと共に「私も」と返した瞬間、のろいは解けました。
めでたしめでたし、なんてね。
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