-嘘吐きと素直な体温計-
「総帥様、風邪が移ってすまっては困りますっ…!!わだすに近寄ってはいけばせん!!」
「構わぬ。余がここに、お主の側に居たいと思っておるだけだ。気にせず寝よ。」
それからというもの、メルエムは度々コムギのもとに足を運んだ。
「総帥様、風邪が移ってすまいます…。」
「いい。気にしておらん。余が風邪なるものを引くとでも思っておるのか…?」
「いいい、いえ、めっそうもありません!!」
「しかし、今日は声が良いな。
熱は下がったのか?測ってみよ。」
「はい!!」
-7-
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