-僕らの罪-
「今日は、一体何をするって言うんだい?大体の事は、やってしまったじゃないか。」
マチは毎回この時を楽しみに思っているが、もうネタが無いのではないかと不安になって聞いた。
「まぁ、確かに、もうネタが無いな…。
黒板消しをドアの隙間から落とす、黒板消し作戦から始まり、先生のイスを毎時間逆さまにして、イライラを蓄積する作戦。皆で、次の授業の教科が変更になったと嘘をついて一時間サボる作戦。etc…。」
「どうするんだ?
勿論、ターゲットはクロロ先生だよな?ていうか、」
「「あの人しか、引っかからない。」」
レオリオに続いて皆ハモって言った。
本当に、クロロしか引っかからない。
ウイング先生に黒板消しトラップを仕掛けた事があるが、先生は気付いて黒板消しを落ちる前にとり、笑顔で説教をした。
あの時は、恐怖そのものだった。
-3-
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