-涙を隠して戦い続けた-
最後の一撃が戸愚呂に入った。
あぁ、和真さんが、助けてくださった。
私は、嬉しくて、嬉しくて、駆け寄った。
すると、和真さんは、申し訳無さそうに言った。
人間を嫌いにならないでくれって…。
私は、人間を嫌いになんかなっていない。
いや、なれない。
あなたに出会えて、優しさを感じたから。この手の温もりはずっと忘れない。
だから、私は応えるように、自分の気持ちを言った。
-7-
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