-命という名の華-
そう、聞かれた蜘蛛の頭は驚いた。普通、泣き叫ぶか気絶するか逃げるはず。
未来を見透かし、自分の終わりを知ったような、覚悟を決めたクルタの少年にまた、さらなる魅力を感じた。
「ただ、欲しかっただけさ。
緋の目は美しいと聞いたからな。」
「そして、今はお前の目だけではなく、お前の肢体も欲しい。」
-7-
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