-命という名の華-
「父さん!!母さん!!不審者が…。」
ドアを開けると同時に叫んだ。その瞬間、目に映ったのは、真っ赤に染まった部屋と肢体。顔には二つの真っ黒な穴。
クルタの少年の目が赤く染まる。
クルタの少年の小さな脳が告げる。
『自分も同じになる。』
クルタの少年は逃げるか戦うか迷ったが、逃げられないと瞬時に悟り、終わりを告げるまで問いただすことに決めた。
「…何故、こんな事を?」
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