-命という名の華-
「目が覚めたのか。覚めない方が楽だったのに…。」
「あなたは、誰だ?父の友人?」
「いや、違う。」
「もしかして…不審者なのか!?」
答えを聞く前にクルタの少年は駆け出した。下の階に居るはずの両親の元へ向かった。
ただ、キレイなだけの少年かと思っていたら、少年らしからぬ話し方に気品を感じた。
蜘蛛の頭は益々、少年が欲しくなった。
そんな事を考えながら、蜘蛛の頭はクルタの少年の後を追った。
-5-
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