-命という名の華-
一人、色白で肌に似合う濃い黄色の髪のクルタ族の少年が寝て居た。規則正しい寝息をたてて、今の現状を知らない、安らかな顔をしている。
蜘蛛の頭は見とれてしまった。
汚れの無い、キレイな姿に。
先ほどまで欲しかった緋の目だけではなく、キレイなままの命が、肢体が欲しくなった。
蜘蛛の頭の存在に気付いたのか、クルタの少年の目が開いた。
-4-
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