アルレオ(@英雄!)





「寝付けないんですか」
「ああ」
体は疲れているはずなのに、眠たいはずなのに、寝付けなくて。
ただ無意味に寝返りを繰り返していたら、髪を梳きながら問われた。
「無理に、眠ろうと思わないことです」
「?」
髪に指を絡める手とは逆の手が、俺の肩を優しく、ゆっくり叩く。
ぽん、ぽん。
まるで幼子をあやすようなその仕草に、さっきまで冴えていた頭が嘘みたいに、不思議とうつらうつらしてきて。
髪を梳く手に、隣に寝そべる彼に、すり寄って、目を閉じた。
「眠れないときはいつだって僕がそばにいますから」
その言葉に、なんだかとても安堵して。
「いつだって僕に頼ってください」
子守唄のように囁かれた音と、肩に触れる一定のリズムに、誘われるように眠りに落ちた。





寝付けないんです(ジャックが)
公式でなにげ仲良しさん(五割くらいフィルターのせい)な2人に悶えた。なにあれかわいい。
あとフェルトと閣下の仲良しぷりにも禿げた


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