ギャギャス2(@英雄2)





なんだか今日は森が騒がしいなと思って、一体何があったのかを確かめに踏み込んだ。
動物たちが、来るな、来るなと言っていたけれど、誰も理由は教えてくれないから、尚更ボクは何があったのかを確かめなければと奥へ進む。
進むうちに、ボクを引き止める動物はいなくなり、木々のざわめく音と、ボクの装飾が擦れる音が響くだけになっていった。
単調な道を進んでいくと、不意に、少し開けた、見覚えの無い場所に出る。
(おかしいな、この間までこんなとこ、なかったはずだけど…)
そこは、見た覚えのない大樹を中心に、行き止まりになっていた。
その樹を見上げながら、数歩近づく。
「、…?」
なんだか急に足元に違和感を感じて、足元に視線を落とす。
「うわぁっ、なにこれぇ…!?」
足元の違和感の正体は、地面にうねうねと這う茶色い物体だった。
一本を視線で辿っていくと、そこにあったのは…
「ウソ…、あの大樹の、根っこ…?」



→18禁延長戦 森で触手


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