「好き?」「え?」「俺のこと」「ああ、ああ」「へぇ?」レオニールの突然の問いの意図がわからずに、ライブラは呆けた返答をする。それに気分を害すでもなく、レオニールはにこりと微笑んだ。「レオ?」「じゃあ、俺のために死んでくれるよな」「え――ッ――――――という夢を見たんだ」「……ツッコミは入れないからな?」