心理とネフィ(@英雄!)





あなたがして欲しいことなどお見通しです←えろい


(誰か←)アル←ネフィ前提、心理とネフィ。微えろ



「はっ、ぁ、んん…っ」
「ほら、偽っても無駄なのですから。素直になってしまいなさい」
真っ黒な空間。
壁も床も見えない、というより、そんなものが存在するのかもわからない場所で、自分と同じ姿の"深層心理"とやらに犯されて。
不覚にも感じてしまっている自分に嫌気がさす。
逃げだそうにも、何度来てもどうやって来たのかも、どうやって帰っているのかも未だ理解出来ないこの場所では、何処へどう逃げたらいいのかがわからず、されるがままだ。
「あっ、く」
「姿、変えて差し上げましょうか」
「やっ、やだっ、やめ…ッ」
変えるというのは、あの人物の姿にということだろう。
自分に犯されるのも充分嫌だが、だからといって、深層心理なんかで愛した人に、しかも、その人の姿をした偽物に犯されるのはもっと嫌だ、耐えられない。
心理が彼に姿を変えないよう、強く念じる。
「あら」
「く…っ」
「なるほど」
想いを理解したらしい心理は、ひとつ頷いて、俺を抱えなおした。
「あっ、ふ…!」
「ならば、こんな淫らな妄想溜め込んで無いで、言ってしまえばいいのに」
「言え、るか…っ」
心理の言葉に、目を伏せる。
言えない、言えるはずがない。
プライドだとか、そんなものじゃない、もっと別の。
「ですよねぇ、彼には他に好きな方が」
「言うな!」
「わかってるくせに」
「言う、なあっ!」
情けなくも、涙が溢れて、零れ落ちる。
そう、叶うことなど無い想いなのだ。
言ってしまえば全てが崩れて無くなってしまう、耐えることの出来ない痛み。
ならば伝えないまましまっておくのが得策なのだ。
「だから、代わりになってさしあげる、と。言っているではないですか」
「ふざっ、けるな…ッ」





誰か、って。今の頭じゃレオ様しか考えられないけど/(^O^)\
てか心理ってこんなんだっけ


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