▽=石田三成 | ナノ
2014/04/05
大佐に関しては屈折した思いばっかりが自分の中にはまかり通っているような気持ちですが、女好きで遊び人でうすっぺらい人のはずなのに絶対に手に入れたいと願ったひとは絶対に手に入れられないという謎の公式があります そういうひとがとことん好きなだけです 彼は恵まれていることを自覚している分やっかいです
例えば鉢屋は恵まれていることも自分が幸せだということも気付かずに自身を無碍にしがちなので簡単につっぱねられるし、そもそも絶対に手に入れたいという矢印は雷蔵にしか向いていない(ノットホモ)のでまず女に向かない男だなと思います 子孫残すことも嫌がりそうな潔癖っぷり たいがい鉢屋に夢抱いてる感ありますね癖なのですみません
マスタング大佐は素晴らしい部下も地位も金も会得した一流の錬金術も持っていて、それをどう扱えば女が引っ掛かるかと弁えているし恵まれているという自覚もあるからこそ、本気で好きになった人にはこっぴどく振られてしまえとも思います 原作の最後の最後で、もし彼が不幸せのまま完結してしまっていたらまた違ったんだろうなあ 原作後の大佐については何度か考えたことがあるのですが、なぜか夢にしてはいけないような気がして文字にしたことはないです まあ、理由は分かっている おそらくあの後かれは自分が夢見ていた出生街道を何とか成し遂げて、念願だった大総統の地位を得て、適当に子孫を残して、適当なところで人生を終えるんでしょう 原作後の彼の人生は聖域というか、触れていいのは大佐を子ども扱いできるくらいにまで年とったらやっと彼の人生を意のまま捻じ曲げたり正したり追求したりしてもいいんじゃないかなって気持ちです そこまでオタク続ける気かっつー話ですが余裕余裕
それ抜きにしても私は東方司令部のロイ・マスタングをいつまでも引き摺っていて前に進めていない感じがあります 最近ようやくセントラル勤務の大佐を受け入れられるようになってきた、ような、そうでもないような… 原作からすれば彼の東方司令部勤務って本当に最初の方なんですよね、完全版でいうと4、5巻あたりだったかな…とにかくそこから最後の最後まで彼はセントラルでやきもきした活躍を見せますけども 原作が始まったのは2001年のことです
おわかりいただけただろうか セントラルで働く大佐を約13年間、受け入れられないままでした
13年経ってようやくセントラル大佐を妄想できるようになりました それまでイーストシティで縦横無尽に好き勝手君臨する井の中の蛙大佐しか受け入れられずにいたわけなので、次の段階である人柱大佐とか父様戦の大佐とかイシュヴァール殲滅戦の大佐とか果ては原作後の大佐を受け入れるのにあと何年かかるんだよっつー話 イシュヴァールについては断片的に妄想したりはしますけど…まあそれは彼が若造だからですけど セントラルの大佐もやっとのことですがまだまだ少しずつしか考察や妄想できずにいるので先は長いですね
屈折している自覚はもちろん私にもある
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