付き合ってはないけど
臨→←静


「おもちゃで遊ぼうか!もちろん、大人のね」

臨也は寝室のベッドに縛り付けた静雄に囁くように言うと触れるだけのキスをした

「んっ…、て、手前ぇ、いきなり何すんだ!」
「怖いなぁ、本当に薬効いてるの?」
「ふぁっ、ぅぅ」
「あはは!意外に可愛い反応するじゃない!!」

数分前、臨也は静雄を騙し新宿にある自分の住んでいるマンションへと呼び出した
間もなくして、到着した静雄をリビングへ通すと臨也は即効性の媚薬を大量に入れたいちごみるくを差し出す
そうとは知らず、それでも臨也から出されたものなので少し警戒しながら飲んだ
すると、次第に視界がぐらぐらと揺れ始め、体が熱くなり、初めての感覚に多少怯えながら臨也を見ると満足そうに歪んだ笑みを浮かべる顔が目に入る
臨也が原因だと理解し殴りかかろうとしたが、力が入らず殴ろうとした勢いのまま臨也へ倒れこむとそのまま寝室へ連れ込まれ前もって用意してあった紐で手を縛られた
そして冒頭に至る


「臨也っ、手前、何しやがった」
「んー、別に?ただ、大好きなシズちゃんに気持ちよくなってもらおうと思って」

臨也は変わらず抵抗してくる静雄を適当にあしらいながらワイシャツを脱がしていく

「っ!!な、なんだよそれ…っ」
「怖がらなくていいよ、ただのローションだから」
「っ、ローション?、っぁ、気持ち悪ぃ」
「嘘は良くないよ、ぬるぬるして気持ちいでしょ?特に…此処とか!」
「ひあっ、ぁぁ、うっ、ぁぁん」

臨也は二つのローターを取りだし、同時に乳首に押し当て厭らしい機械音を響かせながら容赦なく刺激していく

「やめっろ、ぅくっあぁっ臨也ぁっ」
「どう?凄く気持ちいでしょ」

最初は乳首の周りを円を描くように刺激し、ぷっくりと立ち始めた突起部へ徐々に近づけ焦らされるが静雄は確実に快感を味わっていく

「やだぁ、っだめっ、あっ止めろっん、ぁっ」
「嫌じゃないでしょ?シズちゃんのお顔とろとろに溶けてるし何よりもう大事なところがぱんぱんだよ?」
「はぁっ、違うっちがうの、やっもぅっイ、イっちゃ、ぁぅ」
「乳首だけで?変態さんだねぇ、…いいよ、イきなよ!」

臨也は、訴えを聞くとローターの振動を最大にし、先程よりも強く押し付けた

「あっぁっいきなり、強くしたらっんんっん、あっひぅぁっやぁっ」
「!、イくときのシズちゃんの顔かわいいー!もっと見たいなぁー」

達した余韻で荒い呼吸を繰り返し、ぼーっと天井を見つめている静雄にちゅっとリップ音をさせながらキスをする

「臨也ぁっ」
「ん?」
「パンツ気持ちわりぃ」
「そうだよねぇ、パンツもズボンも履いたまま精子出しちゃったんだもんね?今脱がしてあげる」
「んっ、く、あぁっ」
「あれ?シズちゃんまた勃起しちゃってるよ」
「なん、で、まだ体熱いの、止まんないっ」
「じゃぁ、もっと精子出そうね」

子供をあやすように頭を撫でながら優しく言ってやると静雄自身も自分から甘えて擦り寄った

「じゃぁ、今度は違うおもちゃを使おうかな」
「?」

そう言って、静雄の目の前に出されたのは男性器をモデルにしたグロテスクな形の女性が使うバイブだった

「いざっ、そ、それどうすんだ?」
「これはねぇ、シズちゃんのここに入れるんだよ」
「ふぁっあ、痛っ、やだっ」
「大丈夫っ、直ぐ良くなるから」

臨也は静雄の長い脚を持ち上げると後孔にローションを垂らし、バイブを入れるのに慣らすため人差し指を穴の中へ挿し込んだ

「うっぅぅ、んんぁうっ」
「この、ごりごりしてるところが良いんでしょ?」
「あっあぅん、そこ、やぁぁ」
「こんなに反応してるのに?」
「やっ、んぅ、前、っ触んな、ぁ」
臨也は、後ろに入れた指を3本に増やしてぱらぱらと不規則に動かし良い所を触りながら完全に勃ち上がっている静雄のそれをぐちゅぐちゅと上下に擦る

「あぁ、だめだっぅぅん、あっまたイく、」
「だめ、これ入れてからね」
「なに…?ひゃ、っあ、う、」

いっきに突っ込まれたバイブは静雄の中で遠慮なく暴れる

「あっぁっだめ、無理っぁっあぁぁっ」

バイブが自動でピストン運動に変わった瞬間、静雄は意識を飛ばしながら絶頂を向かえた

「あれ?気絶しちゃったの?……かわいいなぁ」

臨也は喉の奥で笑い愛しい寝顔に眺め優しく頭を撫でた



END
(続きは起きてからね…愛してる)


――――
バイブでぐちゃぐちゃに攻められるシズちゃんが書きたかったorz

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