「やっんっっそこばっかり…」
「体洗ってるだけで感じちゃうの?シズちゃんのいんらーん」
「う、るせっはぁあ、もう乳首はいいからっ」
「だめだよちゃんと洗わなきゃ!それにだんだん硬くなってきたし」

体を洗うため立たさられると臨也にコリコリと遊んでいるように乳首を摘ままれ弱くもなく強くもない刺激を与えられ静雄自身が軽く熱を持ち始めた
それに静雄は気づかないふりをしながら抵抗する

「もぅ、やだ、やめろっ」
「しょうがないなぁ」
「あっ、ん…」

ようやく乳首から手が離され腕や脚を愛撫するように厭らしい手つきで静雄の体を這わせて洗うのでつい、声が洩れてしまう
声が反響し、いつもよりも感じてしまい唇を強く閉じる

「んんっうっん」
「だいたい洗い終わったから後は大事なところだけだよ、隠してないで手どけてよ」
「でも、俺っ」

目を潤ませ羞恥で赤くなった顔を横にふる

「もしかして勃っちゃったの?」
「だって、い、臨也が変な風に触るからっ」
「違うでしょ?俺は普通に洗ってるだけなのに変態なシズちゃんが勝手に感じちゃったんでしょ」
「いざ、やの意地悪…んぅ」
「じゃあ先に体の泡流すね?」

少し泣きそうな声色で悪態をつく静雄に触れるだけのキスをするとシャワーで体の泡を流す
静雄のすべすべとした肌を一通り触ると鎖骨の辺りにちくりとした痛みと共に赤い跡を残していく

「んっ、いざやぁ」
「何?シズちゃん」
「俺、イきたい、んっ」
「いいよ、でも俺の前でイッてね?」
「え…自分で、やんのか?」
「当たり前でしょ?さっき洗おうとしたのに、手どけてくれなかったじゃない」
「さっきは、恥ずかしくて、ごめん」

顔を伏せながら伝えるが臨也はなかなかやって欲しいことをやってくれない

「臨也にやって欲しい、お願い」
「//シズちゃんはずるいよねぇ」
「何が、っああ、んっんん」

静雄に赤くした顔でお願いと言われ思わず自分まで赤くなってしまう
それに悔しく思い、何の合図も無しに静雄自身を掴み口にくわえこむ

「はぁん、んんぅ、ん」
「声、我慢しないで?」
「ひゃうっああぁ」

言うと同時に静雄のモノを軽く噛むと悲鳴のような喘声をあげる

「あっんぅっんイく、いざっ」
「いいよ」
「――ッん」
「っ、たくさん出たね」

はぁはぁと息をしながら気怠るそうに床に膝を付き臨也を見上げると仕返しとばかりに突然臨也のをくわえる

「んっシ、シズちゃん!?」
「今度は手前の番だ」
「急にっ、はっんっ」

慣れていなく、ぎこちなく舐める静雄だがその一生懸命にやる愛しい姿に視覚的にも絶頂に追い詰められる

「んっはっんん、臨也きもちい?」
「んッ、気持ちいよ」
「よかった」

不安そうに聞いてくるので優しく答えると安心たように微笑む
その上目使いと笑顔に本格的に限界が近づいてたので静雄の口から自身を引き抜き、再び立たせる

「あっ臨也っ」
「もういいよ」
「でも、臨也まだイってない」
「大丈夫、ここでイくから」

静雄を壁側に向けさせてここ、と静雄の秘部に指を立てる
にやりと笑いながら、いい?と聞くと、うんと至極小さい声で返事をするのを聞き指をゆっくりと入れていく

「はぁぁあっん」
「シズちゃんの中、グチュグチュしてる」
「言う、なっ」
「っもう入れるよ?」
「あっ、あうやぁあ、おっきい」

言うと同時にに後ろから耳を噛まれ臨也のが入ってくる

「あっ、ぁぁんっふぁ」
「シズちゃんのキツく締まってて気持ちいっ」
「ひゃっうッ」
「ここ?」

バックの状態で突いているとふいに一点を掠め反射的に静雄は腰を捩る

「そこ、何か変っやだっやぅうっあっ」
「嫌なの?じゃあここ触らないからね」
「えっあっちがっ、や、やじゃないっからッさわってっ」
「シズちゃんは我が儘だね、可愛いよ」
「あっあっんぅぅ、はっ臨也ぁっもうっ」
「イきそう?」

前立腺を集中的に攻められ限界を伝える
臨也の問いに顔を縦にふり身体をゾクゾクと震わせる

「じゃあイこうか」
「ひゃっぁぁあっ―」
「くっ」


臨也がラストスパートをかけ静雄をとほぼ同時に果てる
再度、軽く体を洗い風呂場から出る

体を拭くと衣類を全く、身に付けない状態で寝室へ向かう

「シズちゃん…」
「…臨也っんぅッ」

裸のままベッドへ座ると舌を絡ませ合い、厭らしい音立てながら深く深くキスをして抱き締め合った



END
(っかちょっと逆上せちゃった)
(なら扇いでやるよ)
(シズちゃん優しいッ大好き)
(うるせぇ)




――――
一度、書いてみたかったお風呂ネタ
音が反響するのって何かえろいよ






×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -