最近、困った事がある。
それは、今も私の背中にぴったりとある。

「なまえ〜!」
「触るな!この変態っ!」
「アメリカではスキンシップの1つなんだよ」
「ここは日本!」
「俺、アメリカにいたから」

キラッ、といつものように指をやる背中に張り付いている物体事、一之瀬。

爽やかそうに見せかけてやる事は暑苦しい。

「は・な・せ!」
「なまえの背中あったかいね」

駄目だ、話が噛み合わない。しかもなんか手が段々侵入してきてるよ、服の中に。

ちなみにここ、教室。

「一之瀬!いい加減にして!」
「なんで?」
「ここ教室!服の中に手をいれない!」
「教室じゃなければいいの?」
「そういう事じゃなくて!」

ああ、大声で会話してるからクラスメートは顔を真っ赤にしてる。

「土門!助けてよ!」
「無理」
「土門〜」
「なまえ〜土門じゃなくて俺!」
「うるさい!変態!」

土門に助けを求めるが拒否られる。土門の馬鹿っ!

「一之瀬!離して。授業始まる」
「サボる?」
「アホか!」

ああ、駄目だ。本当に駄目。

仕方ない。

とりあえず、

「殴っていい?」


授業開始まで後1分―‥。


End..


* * * *
一之瀬を変態に仕立てるのは楽しいっ((

2009.10.16

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