「天才真空パック!」
「…は、」
「天才真空パック!正確には天最真空パックなんだけどな!」

なに、こいつ。目を円堂みたいにキラキラさせるはんだ。中途半田はついに崩壊半田になったのか。

「宗教だよ、宗教」
「そんな宗教は存在しないんだけどパンダやろう」
「パンダじゃなくて半田だからな。…そうじゃなくてさ、」
「なにさ」
「歴史でさ最澄と空海っていただろ?」
「あー、あれごっちゃになるよね。紛らわしい」
「だろ?で、俺思いついたんだ」
「なにが」
「天才真空パックを!」
「だから意味が分からない」
「まずな、最澄は何宗?」
「天台宗だっけか」
「空海は?」
「真言宗…だった筈」
「だから!」
「だから?」
「天台宗最澄で天才」
「漢字違うけどね」
「まーそれは置いとけ。で、真言宗空海」
「うん」
「繋げると?」
「天才真空」
「だーかーらー、天才真空パック!俺、完璧じゃん!」

これで歴史満点じゃね、と笑う半田。それ1つ覚えたくらいじゃ満点取れねーよ、バカだな半田。

ま、そこが可愛いんだけど。


* * * *
友人が考えた「天才真空パック」うん、忘れないよ(笑)

2010.02.05


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