「なまえ!何度言ったら分かるの?食事の時は寝ない!」
「うー‥」
「なまえさん、あと少しですから食べましょう?」
「ん…」
「なまえちゃん、はいあーんして」
「あー‥」

もごもごと秋ちゃんに食べさせて貰ったにんじんを食べる。最近のご飯は大抵夏美に怒られて、春奈ちゃんに励まされて、秋ちゃんに食べさせて貰う。自分でもどうしようもない奴だなとは思う。

でもさ、仕方ないと思うんだ。なんて言ったって私はつい最近マネージャーから選手になった。選手の運動量はハンパない。それを分かってたのに選手になった。(鬼道に連行され、豪炎寺に腕を捕まれ、一之瀬に腰を抑えられて、円堂のあの目の輝きで選手になれって言われて断れる人がいたら教えて欲しい。)

「秋ちゃ‥ん、」
「うん、なに?」
「ありがとね…」
「どういたしまして」

カチャカチャと洗い物をする秋ちゃん春奈ちゃん夏美。つい最近までは私もあそこで一緒にやってたのにな。今はそんな気力ない。

「なまえさん、先に寝てていいですよ」
「…ん、ごめんね」
「ほら、なまえ!早く寝なさい!」
「うん…」

なんだかんだ私が疲れてるのを分かって何かと助けてくれる3人。

本当に感謝してます。

友達は宝物

(なまえ!朝よ、起きなさい!)(後10分…)(そう言って既に20分ですよ)(なまえちゃん起きて)


End..



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