「バーン」
「んだよ」
「まっかっかー」
「…………」
「ちょ、シカトはやだ」
「なんだよ」
「バーンはさ、何で髪が赤いの?」
「ちいせー頃からだから覚えてねぇし」
「じゃ、なんでバーンはそんなにサッカーが上手いの?」
「それこそ覚えてないくらい前から練習してっから」
「石の力使ってたくせにー」
「…今は、」
「使ってないの知ってるよ」
「……………」
「…なんでバーンはそんなに暑苦しいの?」
「知るか。てかお前はさっきから何をしたいんだよ」
「んー?特にないよー」
「なら止めろよ」
「やだ。…バーンはさ、何でそんなに、」
「…なんだよ」
「…私が好きなの?」
「…そりゃ、可愛くねーし、頑固だし、ガキっぽいし」
「私の悪口かコノヤロー」
「でも、」

優しくて可愛くて料理が上手いお前が好きなんだよコノヤロー、と小さく呟きながら顔までも赤くするバーンに私は抱きついた。


(バーン大好き!)
(知ってる…)

End..

* * * *
このノリは書きやすい…

2009.12.05

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