「なまえちゃーん!」
「あ、吹雪くん!どうしたの?練習中なのに」

マネージャー業をこなしている私に思いっきり抱きついてきたのは吹雪くん。ちなみに、私の恋人。

「なんかなまえちゃんに会いたくなっちゃって!」
「あーもう吹雪くん大好き!」
「僕もだよ」
「でも、風丸くんや鬼道くんに怒られちゃうよ?」
「大丈夫!エタブリで倒してきたから☆」
「…え?」

今、何か凄い事言いませんでしたか、吹雪くん。あ、れ?

「なまえちゃん、どうかした?」
「え、あ…ううん!私の聞き間違いだと思うから!」
「そうなの?」
「うん。吹雪くんそろそろ練習戻らないと!」
「…チッ」

ああああああ!まじで、今舌打ちしたよね!?今度こそ聞き間違いとか言えないよね?

「ふ、吹雪くん?」
「なまえちゃん?」
「舌打ち…した?」
「してないよ?」
「そ、そうだよね!あは、あはははははは…」

ヤバい、笑えない。しかも段々壁の方に押されてて逃げ場ないんだけど。

「ねぇ、なまえちゃん?」
「な、なにかな」
「襲ってもいい?てか、いまから襲うからね」
「え、」

それはいくらなんでも…

STOP!


End..

* * * *
初吹雪くんが黒い…

2009.12.02


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