小説 | ナノ

 親の血を継ぐ子供

※社会人 飲み会



「あれ?赤也とマネージャーまだ来てないの?」
「あぁ。全く社会人になってまで遅刻とは、たるんどる」
「俺、電話してみようか」
「んじゃシクヨロ。そういえばあいつらには4歳になる息子いたよな」


『もしもし、きりはらです』
「(赤也じゃない?)あ、幸村と言います。
君は赤也の息子さん?」
『息子さん?おれはきりはらあかやのこどもです』
「そう。じゃあお父さんかお母さんにかわってくれるかな?」








『は?さっきからなんだよ。うちにはパパとママはいるけど
おとうってやつとおかあってやつなんていねーよばーか!』

"ガチャ!"


「幸村、大丈夫か?」
「…幸村くん?すっげー声こっちまで聞こえたんだけど」



「…蛙の子は蛙ってよく言うよね。
流石赤也の子だね。あーあ。超生意気」



――――――――――
パパママで育った赤也ベイビーには
お母さんとお父さんが理解できないんじゃないかと。
因みに赤也とマネージャー、つまり夢主さんは夫婦設定で

ていうかこれは幸村の話しではないな

 





prevnext

back


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -