水戸部と猫の日



*主はせいりん(←変換出来ませんでした)の生徒設定です!







今日は猫の日らしい。
これ苗字君にあげるー!女子生徒から猫耳のカチューシャを貰った。
なぜ俺。

使い道をどうしようかと悩んでいると、
誰かにぶつかってしまった。


『わっ、すいませ........おぉ!水戸部!悪いな、ぶつかって。』


ぶつかったのは水戸部だった。
水戸部は大丈夫だと言うように首を振ったあと苗字が持っていたカチューシャを見て軽く首をかしげた。

『(可愛い)あぁ、なんかクラスの女子に貰ってさ。..........ふむ。』

苗字はカチューシャと水戸部を交互に見た後、すぽっと水戸部の頭にカチューシャをつけた。


「!?」

『うん、やっぱり似合うな。可愛い。』


水戸部は顔を赤くすると、困ったようにこっちを見てきた。



『よし!それ水戸部にあげる!』

「!?」


水戸部は驚いたようにこっちを見たあと、オロオロしている。可愛いなオイ。

『俺はそうゆうの似合わないし、水戸部に持っててほしいな。』

「.............」


水戸部は少し悩んだ後、頭に付けていたカチューシャをすぽっと取り、鞄にしまうとこっちを見てにこっと笑った。


『おぉ!貰ってくれるか!ごめんな、なんか押し付けたみたいになっちゃったけど。』

「(ふるふる)」

『そっか、ありがとな。今から部活だよな、頑張れよ!』

「(こくり)」


そう言って別れて少し歩いたあと、振り返って言った。


『水戸部ー!!』

「............?」

『猫耳、可愛かったぞー!ありがとなー!!』

「!?」

あわててるあわててる。可愛いねぇ。


『また明日なー!』

手を振ってまた歩き出す。

水戸部は顔を真っ赤にしつつ、ふわりと微笑んでいた。


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猫の日ですね!
水戸部先輩難しい.....!だが可愛い!












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