笠松といちゃいちゃ





*笠松と恋人設定







今日は部活が休み。
名前の家族は皆出かけていて、笠松が遊びにきていた。

ベットに座り笠松を膝に乗せて、肩にあごを置きながらTVを見る。
ほんのりと笠松の香りがして落ち着いた。




「........くすぐったいからやめろ。」

『いーじゃん。』


会うの、久しぶりなんだし。

ぽつりと名前が呟く。

海常バスケ部は強豪。
練習日も多く、会えない日が続いていたのだ。
仕方ないと割り切ってはいるが、寂しいものは寂しい。


だからこそ会える時を大切にしたかった。


膝に置いていた手を笠松の前に回し抱き締め、頬と頬をすり合わせる。



『じゅうでーーん。』

「おい.......」



笠松は照れていたが、止めることはしない。
彼もまた、会えなくて寂しかったのだから。

名前もそれが分かっているのか、より強く抱き締めた。



『あー、このまんま死ねたらいいのに。』

「.....そうだな。」


馬鹿なことを言うなと、ひと蹴りされると思っていた名前は少し驚いた後嬉しそうに笑った。


『幸男もそう思ってくれるの?嬉しいなぁ。』


恋人のよろこぶ顔が嬉しくない訳がない。笠松もまた、綻ぶように笑った。


『んもうっ!可愛いなぁ!!』


抱き締める力をまた強める。


「おいっ苦しいからやめろ....!」


笠松が軽く名前の腕をたたきながら言うと、力が弱まった。
それにほっと息着いていると、いきなり名前の方に向かせられる。

驚き名前を見上げると彼の目はギラギラとした光を灯しこちらを見ていた。


『キス、していいかな。』


その言葉を聞き赤くなった笠松に答えを聞かず噛み付くようにキスをする。

照れながらも答えてくれる笠松を見ながら、親が帰ってくるまでに終わらせなければと思うのだった。




_______________


終わらせ方が思い付かない......

笠松先輩マジ天使。

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