ジェーンの回顧録・1


名前:ニヒロ機構
統治者:氷川(名前は文字が大分掠れていて読めない)
理想:静寂で穏やかな世界、しかし、感情すらも邪魔と論ずる世界を望む
主な構成の悪魔の傾向:堕天使・妖魔・夜魔・邪神の傾向が強い。その内鬼女のモイライ三姉妹と堕天使オセと邪神サマエルは氷川の側近である。

経歴:元々氷川は混沌に真理を求めるガイア教団の一員だった(しかし教団では異端児扱いされていた)が、ある時本部内でミロク経典を発見し、アマラ転輪鼓を復元させた事によって世界がいずれ滅ぶ事を予測しており、早くも悪魔召喚の技を身に付けてガイア教団と敵対するメシア教団を全滅させている。早くも世界を滅ぼされている事を予測していたのか、将又司令官の頭の良さなのか、マントラ軍をナイトメア・システムを使って一度返り討ちにしている。しかしナイトメア・システムの核である巫女は人修羅の手によって奪還され、ニヒロ機構を離脱している。

名前:マントラ軍
統治者:ゴズテンノウ→橘千晶(ゴズテンノウが崩脚したため、彼女が跡を継いだ)
理想:弱肉強食の理、弱者は死あるのみ
主な構成の悪魔の傾向:妖鬼・魔獣・鬼女・天使(千晶のコトワリに共鳴した為、天使勢力が多い。恐らくは氷川の思想が天使の要であるヒエラルキーと致命的に合わない為)トールがトップ2・千晶がトップになった際は大天使(ミカエルを除く)三人追加されている。

経歴:経歴は一部不明。しかし、巫女のマネカタにガイア教団で似た存在が居た事から、ガイア教団の混沌の理に共鳴して結成されたのであろう。ただ、トール曰く「ニヒロ機構のやり方を見るに、マントラ軍は恐怖政治の枠を超えられなかった」と言う事から、マネカタを奴隷にするやり方が隙を突かれ、そのままナイトメア・システムの餌食になったと言う事だけだ。千晶が跡を継いだ後は、天使勢力が彼女の理想に共感してマントラ軍は様変わりした――したのは、良いのだ。ただ、彼女が跡を継いでも分かっている事は、ミフナシロの悲劇を見るに、弱者は死ぬべき存在でしか無い事に、変わりはないのだろう。

名前:アマラ深界
統治者:■■■■(名前は急いだように黒く塗りつぶされている)
理想:不明(しかし、何かを生み出す事に急いでいるように見える。何故だろう?)
主な構成の悪魔の傾向:魔人――アマラ深界の悪魔達は、種族様々住まう。何故?

経歴:思念体曰く「あの御方」悪魔の中で最も畏怖する存在である事は分かる。恐らくは車椅子の老人と、喪服の淑女の事を指しているのであろう。だが、問題がある。その淑女と老人は何を企んでいる?死を司る魔人(一部異世界の者が居るが)を人修羅に嗾け、メノラーを回収させている…いや、態とそれをさせている。そして、アマラ深界で■■■■に近き存在の警告を試みるに、アマラ深界の奥は――得体の知れない存在が渦巻いている事が分かる。彼等の目論見は何か…引き続き、観測を続ける。






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