名前:■■■■
出身地:東国
補足:元の資料が一部消失した為、一部解読不可能な所がある。其れを推奨した上での閲覧を望む。
経歴:彼は東国出身の神官と神族の一人である■■■■■との間に生まれた。火の時代のアノール・ロンド(即ち神の時代とも言えよう)は、小人や竜への当たりが強く――代表例としてグウィン一族と白竜の血を引くプリシラは、忌み嫌われる存在としてエレーミアス絵画世界へと招かれていた。後にアノール・ロンドに反旗を翻す■■■■■も、此処の絵画世界出身と言っても良いだろう。だが、彼は何らかの理由で身を隠し、母親と慎ましく二人で暮らしていた。後に母親の祖国に追い遣られ、身寄りになった際に名家に引き取られたと聞く。しかし、当時は火の時代だ。彼に対する仕打ちは想像を絶するものだっただろう。
彼が剣の教えを請うたのは師の――文字が掠れていて読めない――だった。師は仕えていた国が――竜の―不老不死――の力を追い求め、結果的に滅んだ。だから、彼に一部真実を教えたのは確かだ。この後彼は、自分を養った家を半ば追放と言う形で出て行く事になる。
のちに鉄の排出量が盛んな国を作り上げた王■■■■■に仕える事になる。当時の人曰く、仲が良かったと言っていた。だが―――の理由で――――に逆らった――――事で、国から出て行った。尚、彼は後に国と共に心身と共に運命を共に事となる。
ただ、諸説ではとうの昔に滅んだ国エス・ロイエスの王■■■■と仲睦まじかったと言う説もある。ただ、それを知っていると思わしき関係者は全て氷の中に消えている。
後にロスリックにて賢者■■■■■と共に、火継ぎの懐疑者としてロスリックとその関係者に吹き込んだ(一部ではそれを否定する説もある)
(殴り書きされた文字。少し色褪せている)
何を望む?何を信じる?その綺麗事と言っても近い理想は、全て現実へと変わる。誰もお前の為にならない。誰も彼も全て残響へと還る。お前が信じる理想など何処にもない。全ての為に誰かの為に命を賭けても、それは結局塵へと還るのに?
いいや――お前は白き竜の賭けに勝ったのだ。それは、運命を覆すと言っても過言ではないのだが。せめて、彼等が求めるのは――王ではなく、祈りである事に気付きますようにと、願いたいところだ。