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無意味な泪 と 告白


ヴォルゲンのホタテのリゾット
食べた日:■月×日
味:塩と胡椒がホタテに効いている。しかし何故東国産地の米に拘っているのだろうか。
ヴォルゲンは商売が盛んと有名な国だ。…宗教以外を除いて。貿易が盛んな国であってホタテの質が高い。やたら高級なのは東国産地の米を使っているらしい。それなら納得が出来る…のだが、ヴォルゲン産の故障が妙に濃いのが難点だと思った。因みに食べてる最中にどう考えても権力闘争欲しさに自分を雇いたいと言う聖職者が話しかけて来た。当然断った。

ラル・カナルのバジルパスタ
食べた日:〇月■日
味:バジルの強みが強烈であるが、ハーブが利いていて癖になる食感。
ラル・カナルは鎖国している国であるが、そこで栽培されているハーブやバジルはとても良質であるらしい。しかし、パスタを食べるのはこれが初めてであるが。何故バジルをパスタに入れるのだろうか?と疑問に思ったが、コッテリとした味だ。どうやらオリーヴオイルを存分に使っているらしい。其れなら仕方ないのだが…ふむ、妙だな。これは確かに、独特の強みがあるな。

カリムのチーズ茄子焼き
食べた日:×月〇日
味:茄子の独特の味と、チーズの強みが融合していて美味しい
カリムは妙に陰気臭い宗教国家と聞いているが、肉は駄目で野菜はOKと言う訳の分からない戒律をしているのは何故だろうか…。そのせいで此処の採れる野菜はかなり上質らしい。茄子とチーズ、これは結構良いなと思うのは私だけだろうか。…しかし、カリム人は痩せこけて見えるようでカロリーが高いチーズを好むのは何故だろうな。肉は駄目で乳製品は可とは。カリムは奥深い国家だ。

ロードランのキノコ炒め
食べた日:■月▼日
味:キノコを炒めてるが、…一応聞くが何のキノコだ、これ?
キノコを炒めたと言うが、胡椒と塩のスパイスが聞いている。…しかし、これは何のキノコだろうか。どうやらウーラシール産と言っているが。…まさかとは思うが、あの巨大キノコの生物じゃないだろうな?と問い掛けたら、何も答えてはくれなかった。何故だ。

■■■■のトマトスープ
食べた日:〇月■日
味:手作りだから、少々ぎこちない味をしている。
ずっとひとりきりで過ごしていたから、彼が食事を作ってくれるのは意外だった。それはそうだ。部外者だから食事は自分で何とかしなければならないとずっと思っていたから。「貴方はお腹が空かない方なのですね」と言われてしまった。「そうだな」と答えたら、彼は苦笑しながらパンを手渡した。
――貴方は、とても優しい人。
彼女なら、どう答えるだろうか。彼なら、どう答えるだろうか。

(それ以降ノートに何も記されていない)






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