一生離しはしないと決めたその瞬間に、離別はもう止まらないものとなった

※ぎじぎにょローラー×議員さん
※とある海外のファンアートで大爆発した故の結果がこれだよ。
※「もしターンが本当にローラーだったとしたら」のif。原作を尊重している管理人ですが欲望の赴くままに書いたらいつもの作風になりました。
※ショックウェーブはシャドウプレイを受けたけど間一髪救出されて病院に隔離収納された的なアレ。具体的な設定は気にしないで下さい。
※でも師匠コンプレックスなターンもといグリッヂとファルマの組み合わせも好きですよ!決して嫌いな訳じゃないんだ!萌えの欲望の赴くままに書いた結果がこれなんだ!(かなり酷い言い訳)


シャドウプレイを受けた故に精神状態はかなりの不安定だと言う情報を元に、軍事病院に収容されているショックウェーブの元を訪ねた。検査着から見える死んだように透き通る白い素肌と、腕に巻かれた血が滲む包帯を見て、親友であるオライオンの友人が、何故腐敗した政治に立ち向かったが故にこんな仕打ちをされなければいけないのか、怒りが震えた。自分も既に、とうに変わり果てている。戻れる事は許されない。いつの日だったか、彼女と一緒にランチを食べた事がある。微笑ましい彼女の姿を見て、ああオライオンの友人なんだなと分かった。あいつの傍には自分ではなくて、彼女がいる。微笑む彼女と彼の顔。だが、今はもう既に遠い思い出だ。白い髪が紫に変色している。死んだような顔をしているが、目を閉じている。そろそろ帰ろうか。と座っている椅子からガタン、と立ち上がろうとした瞬間。青白い手が、差し伸べられた。
「オ、ライオン…?」
伏せていた眼は、金色の瞳をしていた。置かれていた状況を見る限り、彼女は於かれている状況を見て――必死に喚いた。どうして、何故、会いたい、でも会えないと。暴れまわる彼女は、泣きながら叫んだ。もう殺して欲しいのだと。自分はそっとショックウェーブを抱き締め、ぎゅっと検査着の裾を掴むように、もう二度と離しはしない。と誓うように、落ち着かせる。彼女が何時の日か、透き通るような水晶の瞳は、虚ろに何かを映す金色の瞳になっていたが――ぽろぽろと、青い滴を落としていた。ごめんね、ごめんねと。

箱庭の中はとても嫌な音がする。過去のノイズが響く――でも、それも悪くはない。このまま、時が止まってしまえばいいと願う自分もいる。



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