そういう顔、他の子には見せちゃダメだからね

「ああ、原因は私だ」
アンドレアスがとんでもない発言をしたぞおおおおおーーーーーーい!

「原因は貴方だったのですか!?」
フロディはそう言い、頭から血ぃダラッダラなスルトを横目に上司であるアンドレアスがとんでもない行為を行った事にただ頷いた。流石アンドレアスに忠誠を誓う神闘士…と言うかスルトは病院行った方が良いのでは。とバルドルはこの時思ったが――シグムンドの鬼気に阻まれてバルドルは発言を鵜呑みにした。
「まあオーディーンサファイアをちょくちょく弄れば女の子になるのは可能だよ」
まさにアンドレアス。と言うかオーディーンサファイアをちょくちょくいじったらそんな事になるんだ…。するとアンドレアスはとんでもない発言をした。
「まあ…元に戻る方法はあるが…」
「良いから、さっさと話せ」

「―――中出しをすれば、元に戻れるのだが」

「今とんでもない事をサラリと言ったぞこの上司いいいいいいいいいい!」
シグムンドのツッコミが響き、バルドルはへなへなと脱力をして膝をついた。上司とんでもない事を言ったぞオイ!これだからアンドレアスは!これだからラスボス(予定)は!

「…まあ、流石にとんでもない発言だったな…しかも彼女の処女を誰かが喪失させなければならない…と」
シグムンドはスルトに目をつけた(神話ではフレイはスルトと相打ちの運命に当たるとか)が、スルトは「私は嫌だぞ」と首を横に振る。
「よく考えてみろシグムンド…もしフロディがお前を求めて肉欲を曝け出したらどうなるんだ?」

『んぁ…ふっ、うん…』
肥大化した自身から流れ出る精液を舌で舐め取る彼女の唇は、クリームのような白い液体を飲み干し、くぱぁと奥に突いて欲しいとアピールする…そうだろう?

「お前の妄想本当に妹が見たら泣くぞ」
「まあ冗談なのだが」
「お前の冗談怖すぎるんだよ!」
スルトとシグムンドの会話の最中、フロディが現れる。
「あの…ヘラクルスが服を買って来たのだが…これは…」
「ああ、よく似合っているぞ」とスルトはそう言い、黒いクロークを纏い、白いシャツにリボンがついており、スカートも随分可愛らしいものだった。ヘラクルスGJ。GJと思いながらも、フロディは?と首をかしげた。
「まあ原因がお前の上司だとしても、取り合えず街に一人では危険だ。俺が行こう」
「いや私が」
シグムンドとスルトが押し問答している最中、ファフナーが現れる。
「本当に女になったのか……………まあ、童貞から処女になったのは変わりが無いが」
「……〜〜〜〜〜っ!」
「お、おいファフナー」とシグムンドが慌てる最中、ファフナーは「?何だ?」と困惑する。

「ヴァルトシュバイン・シュトラール!!!」

フロディの必殺の拳が、ファフナーに命中したと言う。

タイトル:レイラの初恋



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