甘くて苦くて痛くてもうしんどい

※「ヴェルスタッドはエレナに唆されてザインやレイムを抹消した等の本当の裏切り者はこいつじゃね?」説を見てテンション上がって書いたもの。
※エレナがふたなり。人間体捏造。
※触手プレイ・尿道攻め・小スカ・産卵描写を含みます。

ぐじゅぐじゅと嫌な音がする。耳も塞ぎたい程なのに防げない。首輪につけられていた鎖がじゃらり、と金属音が響いた。
「まだ、達するなよ」
あの王妃と同じ闇の気配がする…違うのは、お淑やかなあの王妃とは違い…深い憎悪を何かに向けている、鋭い殺意を秘めた女であると言う事だ。だが、その綺麗な手付きとは裏腹に、自分の雄をぐじゅぐじゅと上下に扱っている。
「ひぃ、ああ…何、を…!」
イキそう。が、輪の形をした性器を拘束する為の道具をペニスに装着し、イキたくてもイケない苦しみを味わう事になった…それだけではない、女は羽を使い、ぴくぴくと勃ち上がっているペニスの尿道に――一気にそれを突っ込んだ。
「〜〜〜〜〜〜〜っ!」
神経がしびれる様な快感と、にゅるにゅると尿道に異物を突っ込まれる感覚が混ざり合って、何かが込み上げそうな予感がしたが、今でもそれを射精したら罪悪感に苛まれるような気がして心が拒否をしている。しかし、女は「ほう、それでもまだ耐えるのか」と言ってペニスの拘束具を外した。
「ふ、ぁ…?あ、ぁ…ひぎぃっ!?あ、はあああああっ!?」
前立腺を集中的に指で撫でられ――ペニスから容赦なく精液がドバっと噴出し、その後にじょろろろろ…とアンモニアの臭いが周囲に広がった。
「貴様は酷い顔をしているな…鼻水や涙が混ざり合っている」
それはそうだろう。こんな辛い責め具を長い間行っていたら、それはもう体の限界だろう。だが、彼女は知っている――あの狡賢い姉が言っていた、王の盾と言われた男と、孤独な妹が話している、王の剣と言われた反逆者の話を。責め具にするのはちょうどいいだろう、と思いながら――とある術を行った。

「ひぃ、ぎ、あああ…」
肛に触手がぎちぎちと絡み合っている。脚やペニスに触手がうねりあって絡みつき、男はそれでも歯を食い縛って耐えた――が、女は「そうせかすな」と言って、触手は胎内に――卵をぽこりぽこりと産み落とした。
「ああ、ぁ…!?ひぃぎいいいいい!?」
男の悲鳴はあられもなく響き、もう何が何で分からないまま、意識が壊れそうだった。だが、女はこれで終わる筈も無いだろう――と思いながらも、スカートをたくし上げ、女性の身体にある筈のない性器を、男にしゃぶらせた。
「ふぅ、ん…むぐ、っ…む、じゅる、れろ…」
ペニスをしゃぶる満足感を味わえたのか、彼は心満ちた表情をしていた。と同時に、触手がするすると離れ、彼女は男を優しい手つきで撫で上げた。ぼこり、ぼこりと体内から卵が産み落とされ、べちゃり。と嫌な音が響きながらも、ぱかり――と異形の存在が卵から還った。
(他愛もない…)
未だに雄をしゃぶる男を見上げ、これが王の盾か、呆気無い。と愚痴った。いつだって伝説や英雄譚は、呆気無くひっくり返るものだ――あの忌々しい国も、滅びゆくこの国も、彼が信仰していたあの国も。

title:リリギヨ



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