おまえの全てを消し去ってどこにも行けないようにしてやるから

※鉄の古王が白王(ただ鉄の国が栄えている現時点ではそう呼ばれでいない)を花嫁にしちゃったよ的なif
※鉄の古王がクソ野郎、白王がただただ可哀想

この女は強情なものだ。何度犯しても、何度調教しても――そのぎらつく様な敵意を明らかにしている目は輝きを失わない。
「はぁ、んぁ…ふっ、ん…」
れろれろと彼のペニスを奉仕する様にしゃぶる女を見上げ、男はじゃらり、と彼女の首輪に繋がる鎖を引っ張った。快楽のリビドーが高まる中、男は苦悶と悦楽の表情を浮かべ、ペニスから放出した精液を飲み込め、と言わんばかりに女の口に注いだ。
「いい加減受け入れれば良いものを」
「だ、れが…お前なんか…ひぁあっ!?」
尻を叩かれ、女は悲鳴を上げた。ベッドに寝転がらされ――この男の花嫁に無理矢理させられている現状を受け入れられないのか、それとも大事なものを失ったこの男に何か言いたげな表情をしているのか…女は敵意の目を向けていた。
「そんなに――自分が今いる現状を受け入れたくないのか?」
「そう、だ……あ、ぁあああああ!?」
つぷり。と性器を模した鉄の器具を膣に挿入させられ、女は喘いだ。ぐじゅぐじゅと鉄の器具が女の膣を調教させていく。ずぷずぷと膣は器具を優しく包み込み、女は快楽に身体全身を痺れさせていく。男は女を四つん這いにさせ――興奮している巨根のペニスを、ずぷり。とヴァギナに挿入させていく。ぱんぱん、と女をピストン運動させながらも、耳元で認めれば良いものを。とそう囁いた。
「だ、れが…それを……受け入れたくな……はあああんっ!」
女は拒絶をするも、快楽が全身を支配して、それをうまく言えない。やがて限界が近付いたのか――男は、ぐうっとうめき声を出しながらも彼女の腰を掴み、一大きく腰を打ち付けた。
「あ、ああああああんっ!」
どろりと子宮口が降りて来て、優しくずぶずぶと包み込んだ膣がペニスを子種を放出する様に、ぎゅううう…とけいれんを起こしながらもスペルマを子宮に放出させる。女は乳房と子宮に甘い痺れとエクスタシーを感じさせながらも――この地獄のような拷問に近い調教が、まだまだ続くのだと実感させられた…。


鉄の国には、ある噂が立っている。秘かな女性、懐刀を失くした王は、とある異国の女を問継ぎさせたと言う…だが、その花嫁の実態は、未だに分からないと言う。夜な夜な、鉄の古王の部屋には、快楽の声が響いている――と。

title:臍



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