「しかし、今年がモーティルスの祭りを祝う何かと言ってウォワルドがお祭り騒ぎになるのは景気が乱れるぞ…と言っても仕方が無いな。今年は盛大に祝う期間が少なかったし」
デスザラスは飲めや歌えやのお祭り騒ぎのウォワルドの景色を見ながら執務室で机に座っていた。今日はモーティルスの祭りだ。部下達は仮装をしながらパーティを行っている。そんな時にスターセイバーが執務室のドアを開け、入って行く。
「デスザラス」
手に持っているのは…蜂蜜?一体何をしていたのだろうか?
「手に持っている蜂蜜は何だ」
「貴様のCEの………そ、の…パンプキンパイの製作の手伝いを……」
エスメラルのパンプキンパイ作りの手伝いをしていた。手に持っている蜂蜜――残ったのだろうか、蜂蜜の匂いが其処等中に充満していく。デスザラスは「なあスターセイバー、ちょっと蜂蜜を貸せ」とスターセイバーを駆け寄らせる。
蜂蜜の瓶に指を突っ込ませ、スターセイバーの口に寄せる。
「ん、ぁ…む…」
成程これは滅多に見られない光景だ。自分でも軽い気持ちで餌付けを(彼の目の前でそんな事を言えばただでは済まないが)したら、真っ赤な舌で指についた蜂蜜を舐め取り、柔らかな舌で蜂蜜を味わう――ごくりと音がして、スターセイバーは唇についた蜂蜜を腕で拭き取る。デスザラスは勿体ないと言わんばかりに彼を持ち上げ、自分の所に座らせる。
「待…て…!幾ら貴様でも――ひ、ぁ」
もう一本指に蜂蜜を垂らせ、彼の口に蜂蜜を運ばせる。滑らかに舌で蜂蜜を舐め取り、ちゅっと音を立てて蜂蜜を飲み込ませる。
彼のワイシャツのボタンを外し、滑らかな筋肉の筋をまた蜂蜜で垂らし、つうっとなぞらせる。ビクリと身を硬直させ、顔を真っ赤にさせるが――ズボンのベルトを外し、蜂蜜のが垂れた指を、赤い茂みに垂らせる。
「デスザラ、ス、ひ、ぅ」
声を出さんと必死でスターセイバーは声を抑える。ズボンを中途半端に脱がさせ、剥き出しになったペニスを蜂蜜で濡らし、それが潤滑剤になった途端に彼の女性器に触らせる。
「や、め…あ、あ〜〜〜〜っ!?」
ペニスと女性器の二つをぐじゅぐじゅと濡らせば、抑えていた声が飛び出す。快楽に甘い痺れを体中にかけ巡らせ、身体を動かそうとするもデスザラスにがっちりと身体を抑えつけられる。甘い声を抑える事が出来ず、とうとうポロポロと涙を堪え切れなくなり、涎を垂らす――が、デスザラス本人は理性のタカが切れ、自らのペニスを――彼のヴァギナに挿入する。丁度蜂蜜が潤滑剤になっており、膣が熱い塊で抑えつけられている気分だ。パンパンと音を立て、スターセイバーはガクガクと腰を震わせる。
「や、だあ!?我慢、出来な、いよ!」
震えが止まらない。増してやこの動きに追いつけるかどうかが分からない。デスザラスは我慢の限界を迎え――「出すぞ」と言う合図を送る。
「ひぁ、ああああああん!」
「ぐ、っ」
ペニスからぶしゃあと精液が飛び出し、雄を挿入したヴァギナから溢れ出る精液と液が混ざり合い――スターセイバーは意識を半分飛びかけていた。デスザラスは彼を起こそうとするも、うー、あー、と虚ろな声が出るばかりであった。半分、軽い気持ちだったのだがな…と半分、やってしまったと言う気持ちが鬩ぎ合う。と言うかいやこれどうするんだ…と後悔している。スターセイバーに何て言い訳をすればいいのか。とデスザラスは思い詰める所だった。
そして数時間後、シャワーで後処理を済ませ、ソファに彼を寝かせてタオルケットをかける。そうした後にデスザラスは彼の横に座り、本を読む。その途中で目を覚ましたスターセイバーは、デスザラスを見上げる。自分のタオルケットにクッキーの詰め合わせが置いてあるのに気付き、デスザラスは「どうだ?」と声をかける。
スターセイバーは「まあ、悪くは無いな」と袋を開け、クッキーを一口食べた。